やんちゃこりん記録 心臓カテーテル検査(の間に初めての寝返り)
その年の1月末より4日間、次男は心臓カテーテル検査のために入院・・・なのだけど。入院1週間前位に、何と長男が感染性胃腸炎を発症してしまっていた。夜中~明け方の嘔吐の始末+次男への授乳はなかなかにきつかった。家の間取り上、隔離は不可能。次男に移ったら・・・とキリキリやきもきしたが、何とか入院に持ち込めた。きょうだい児がいるが故の悩みと言うか苦労と言うか・・・。
大学病院なので、とにかく院内が広い。そして何故か小児科が入口より一番遠い所にあって、初日だけで1万歩は歩いたんじゃないかという位・・・(それは大げさw)
小児科の大部屋に入った次男。病床は満員。お向かいの子もカテーテルでその子の後が次男と言う感じだった。当日は、心電図・心エコー・血液検査などで終了。診察等は基本ナースステーションみたいなところで行っていたので、次男のギャン泣きが響き渡る・・・(本人もだけど聞く方のも辛い・・・)
入院2日目。何とびっくり、次男はちっちゃなベッドの上でころんと寝返りをした!え?はやっ?ダウン症の子は発達がのんびりちゃんって聞いてるのに・・・?というのが私の最初の感想だった。この日は予定がなく1日のんびり。
入院3日目。外は大寒波が襲来。あまり雪では悩まない私の実家付近でも積雪で寒いとか。病院内で、全くそれらは実感できない。次男のカテーテル予定は午後13時~。なので、絶飲食が午前10時頃から始まった。(それまでに必死で授乳し続けた)予定時間が近づいたところで、トリクロも飲ませた。ところが・・・・・・なかなか順番が来ない。トリクロも余り効いてこなくて、次男はうにゃうにゃ言い始めた。お腹空いてきたんやろな・・・私が焦っても仕方ないのだが、「早く―順番来てー」と願いながら、ひたすら抱っこでゆらゆらあやし続けること2時間。ようやく次男の番が来た。私の腰と肩と腕と首…限界だった。
それから2時間後の17時過ぎ、眠ったままご帰還。大腿部の付け根からカテーテルを入れているため、目覚めて足を動かすと具合が悪いので足は板で固定してある。ぐっすり寝ている次男(その後21時まで寝続けた)を看護師さんに預けて、主治医の説明を受けに狭ーい会議室へ入った。(どうみても先生方の仮眠室ぽいところだった。備え付け2段ベッドが・・・w)
図を描きながら詳しく説明をしてくださったと思うのだが・・・理解できたのは「手術必須!」「次男の状態はきつい」だけだった。
次男は生まれた当初、心房と心室の2か所に穴が開いていたが、心房の穴は自然に塞がった。問題は心室の方。これが肺の血流に悪さしていて、いわゆる「肺高血圧」の状態が続いていて、このままだと命にかかわる。なるべく早めに手術を行いたいが、あいにく、手術の予定が詰まっていて早くても「3~4月、春ごろ」になるとその時は言われた。
ところが・・・次回に続くw
入院4日目。特に問題なく退院。神経も体力も使い果たし、活力0。でもそれからの方がもっともっと大変だった。