病気ノコト。

昨年の12月から、ずっと体調が安定しなくて多方面の方々に多大なるご心配をおかけして申し訳ありません。
本日の検査結果を基に、自分の中では諸々腑に落ちてスッキリはしました。
一方で、不調は暫く続いてしまう、と言うことにも気づいてしまいました。

個人的な感想としては、特に落ち込んでおらず「まぁ、昔からそういう星回りよね、闘うしかないかぁ。」と言ったところです。
結果はネガティブですが、本人としてはすっきりしたのでポジティブに捉えています。

現状、すぐに好転する訳でもないし年単位で改善、否、改善というよりは現状維持を保ってこれ以上悪化させないようにするしかない状況という事だけです。
土曜日に検査結果を伝えられ、対症療法としてのお薬を処方されて栄養指導を受けた流れの為、すぐには体調は安定しないでしょうが最善は尽くしますので暖かく見守っていただけると幸甚です。

ここからは話せる範囲で現在置かれている状況を報告いたします。
そんなこと言われても困るし、重いよ…って感じちゃう方はここで閲覧を終了されることを推奨いたします。

なるべく目に入らないように改行を入れておきますので、見たくない方はそのままこの画面を閉じて下さいませ。

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これくらい改行すれば大丈夫かな？
では、見ても良いよって方だけにお伝えしますね。

検査結果

病名は『大動脈弁閉鎖不全症』です。
耳馴染みのある言葉でわかりやすく言うと所謂『心臓弁膜症』のうちの一つで、これにも癌等の病気と同様にステージみたいなものがあります。
状況としては現在はまだ軽度です。

ただ、このままの状態で投薬治療をしなかったり生活習慣を改善しないで行くと10年後くらいには心臓の大動脈弁が機能しなくなり置換手術をする必要が出てきます。

大動脈弁閉鎖不全症とは？原因・症状・治療・手術方法｜ニューハート・ワタナベ国際病院 (newheart.jp)

先日の検査の時にやけに心エコー検査で時間かかるし、ローラー部分、痛いほどに何回もグリグリやられんな？と思っていたのはこれだったんですね。
後述しますが、心エコーって実は過去に数回やっていて初めてじゃないんです。

エコー終わって心電図と手足の血管の圧力検査を終えた後に着替えている時にカーテン越しに技師さんたちが話している内容が聞こえてきてなんとなく自分のことを言われてるんじゃないかなって内容だったので結果を聞かされた時は「あー、やっぱりね」って腑に落ちた感じです。

実は1年前の定期健康診断でも『縦隔心拡大』のという診断結果が出ていて指摘されていたのですが…まだコロナが5類に落ち着いておらず、検査を受けられずにここまで来てしまった、と言う話です。

そして私が12月初旬から悩まされていた耳鳴りを主にする耳の不調、ここにつながっていたものと思われます…今度耳鼻科の先生に訊いてみようと思っています。

高血圧症も併発しているので、それが原因で耳鳴り、めまい等が出ている可能性が高いです。（内科の先生には耳の不調の件は少ししか話していなかったからかここについては何も触れられませんでした）

動悸・息切れ・胸がドキドキ（不整脈）治療外来 /AIC 八重洲クリニック 循環器内科 (adic.or.jp)

以上が、12月初旬から続く体調不良の大元の原因だと思われます。
で、何で私がこの結果についてショックを受けていないか、と言うとそれは25歳くらいから発症して患っていた既往症が関連しているからです。

既往症の話

病名はずっと伏せていたのですが俗に言う『不整脈』という病気でした。
カテーテルアブレーションと言う手術も経験済みです。
簡単に言うと、太ももの付け根に小さな穴を開けて、そこからカテーテルを挿入し、病気の原因となっている心筋を焼く治療です。

私の場合は心臓に病気があって、というわけではなく心臓内の（右心室側）電気信号がイカれて1日に3万発以上の不整脈を出していたので、そこを焼きました。

心房細動の根治を目指せるカテーテルアブレーションとは | メディカルノート (medicalnote.jp)

不整脈って一般的なイメージだと脈が飛んだり心臓に病気があったりというイメージが強いと思いますが、意外とそうでもなかったりするんですよね。
心臓に病気があってなる場合もあるし、私みたいに電気信号イカれてるだけの人もいるし、ストレスで前述した2つのように何もなくても発生する事もあるそうです。

実は年齢が若くても、中年層で健康な人でも1日に数回は不整脈って発生しているそうですよ。当時の主治医が笑いながら言っていました。

生活に制限はありませんでしたが、脈が飛んだり、動悸や息切れ、めまい等の症状が数年に渡って続いていて、毎日のように体調が悪くて、実家から離れて生活していたので親にも言えなくて本当につらかった。
過干渉な親だったから「仕事を辞めて帰ってこい」と言われるのが本当に嫌だったんです。

結果、手術受ける1年前にとあることがきっかけで親にバレるまでは数年間一人で抱え続けてきました。思えばあの時期が一番つらかったな。
そんな経験があったから、そんなにショック受けてないんだろうな、と思っています。痛みや症状に覚えがあったからです。

手術に至ったのは1日の発作回数が多すぎて、これ以上投薬を続けるだけではQOLが下がるばかりだったし、不整脈のお薬を飲んでいる間は妊娠は絶対NGと釘を打たれたから、と言うことが理由としてあります。実際に手術できる基準値までに達するまでに数年を要したんですけどね。

今後結婚して、妊娠して子供を産んで育てるという想定の若い女性にはあまり長期間の処方を薦めたくない薬だ、とは医師からも告げられていました。
あの時はまだ25・6歳だったから、ガチで夜何回か泣いたな…。
今も結婚はしてないし子供を産む予定もないんだけどね～（苦笑）

もうね、自分のことカミングアウトするのが苦手すぎて、ここまで書くのに時間が滅茶苦茶かかりました。
書いては消し、書いては消ししました。

こいつ、重いなって思われたくないなって言うのもあるんですけどね。
傍目から見たら重そうな感じもするけど、自分自身は割と普通に受け止めて前向きに進もうと考えているので、重く感じずに「あ～、この人ちょっと体が弱いだけの気が強い女性なんだな」くらいに思っていただいて、今後も仲良くしていただけると嬉しいです。

以上、カミングアウトでした。

月（ゆえ）