飼い主とペットの関係性
ムーンサイクルハイジーン主宰の安藤愛です。
「飼い主と犬は主従関係。犬に舐められるな」
なんて言われたりしますが、ここまで家族の一員となった愛犬との関係性が、主従関係にはまるのかな?と、鑑定をしていると毎回思います。
いつもは、「○○ちゃん、おやつよ〜」なんておやつをあげて、飼い主さんがカフェでお茶をしたいときは一緒に行って恋人気分。
それなのに、主従関係?
正直言うと、主従関係の「主」になれるほど、自分をしっかり持った頼り甲斐のある飼い主さんはそうそういないです。
言っちゃった(笑)
視点として、
犬に「従」になってもらう
っていうのが一般的かと思いますが、
飼い主がきちんと「主」になる
って視点は忘れがち。実はそっちの方が重要だったりするんですが。
鑑定の視点でお伝えすると、高齢者のご夫婦関係をホロスコープは、見事に主従関係になっていることが結構ある。
でも、30代のご夫婦を見ると、兄弟関係、友達関係、恋愛関係…あまり主従関係のご夫婦は見られません。
そんな風に時代と共に夫婦関係も変わっています。
だから、現代のペットさんのホロスコープと飼い主さんのホロスコープを合わせて見ても、特に主従関係にあたるような関係性は見られないことが多い。
恋人、父親、兄弟、友達など、多岐にわたる関係性が見えます。
そして、実は密かに多い関係性が「助けてくれる人」としての愛犬の存在。
この生きにくい世の中で、ペットさんが家族の中で果たす役割はとても重要になっています。ただ単に番犬だった頃の「犬」ではないし、ネズミを捕獲してくれる「猫」ではないんです(^^)
もっともっと、「家族」に近くなっている。人によっては「なんでも話せる兄弟」だったり、「大好きな恋人」だったりします。
だから逆に、ペットさんが飼い主さんを思う気持ちも多様化しています。
「飼い主」というより、「ママ」だし「恋人」だし。でもたまに「自分が支えるべき人」なんて重大な任務を背負ったペットさんもいます(笑)
もしかしたら、「主従関係」で「飼われて」いた時の方がペットさんも楽だったかもしれませんね。関係性が近くなるということは、精神的にも影響を受けやすくなるということですから。
悩んでいる飼い主さん。
体調の悪い飼い主さん。
いつもイライラしている飼い主さん。
そんな飼い主さんを、人間の言葉を話はしないけれども、そばでじっと見て、観察している。
そして、ここぞと言うときにヘルプを出す。
そんな任務を背負っている現代のペットさん、お疲れ様です。
人間も動物ですので、以前は第六感で感じ取って物事を上手く進めていたはず。でも、毎日の忙しい生活で、日々のストレスや疲労のせいにして気づかない、もしくは気づかないふりをしている人がとても多い。
うわべしか見られなくなってきている人間の中で、動物の感覚で家族関係の調整をしていたり、独身の飼い主さんのお世話役を引き受けているペットさんのいかに多いことか!
悪循環も発生していたりします。
飼い主さんが疲れる
→ ペットさんが大変になる
→ 飼い主さんがイライラする
→ ペットさんが疲れる
人間は、動物です。動物であれば、負のエネルギー察して、その負のエネルギーを出している存在に近寄りたくないのが心情。ペットさんだって同じですね。
いつもイライラしている上司が、自分の機嫌がいい時だけ「わからないことはなんでも聞きに来なさい」って… 都合がいいと思いませんか?同じことを飼い主さんがペットさんにやっている可能性はあります。
言葉を喋らないペットさんたちは誰かが救わないといけない。
ペットさんだって気持ちを病むことだってあります。毎日毎日飼い主さんの負のエネルギーを一身に背負うわけですから。
そのペットさんをお助けしたい!というのが、ムーンサイクルハイジーンのかげの役割だったりします。
自分は、頼り甲斐のある飼い主になれていますか?
実際の関係性が主従関係じゃないとしても、この人間社会で生きていくペットさんには「飼い主」さんが必要です。
自分がどういう人間なのか?
どんな考え方の癖があるのか?
今の自分は、これでいいのか?
この子はうちの子になってよかったのか?幸せか?
そんな根底の部分に迷いや不安がある場合は、一度ムーンサイクルハイジーンでご自分を知ると楽になります(^^)
ペットさんの誕生日がわかれば出生時刻がなくても大丈夫ですし、誕生日自体がわからない場合でもホロスコープをたてる方法はあります。でも、飼い主とペットの関係性を熟知していないと難しい方法ではあります。それがムーンサイクルハイジーンの得意技。
今年もあと2ヶ月ちょっと。色々あった1年をスッキリした気分で終えてみませんか?