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2024米国大統領戦をアメリカ独立宣言から考察してみる
ムーンサイクルハイジーン主宰の安藤愛です。
昨日10月20日(日)17:50に、火星が双子座から蟹座に移動しました。
やっと私のマーズリターンが終わりました…(感涙)
火星のさいごっぺのブログも書いたことがありますが、やはり移動直前が一番キツイ。。。移動前3度(火星@双子座27度)ぐらいから予定がひっきりなし。入れようと思ってないのに飛び込んでくる。なんとか満月の日だけは死守して、あとは連日色々と。
移動前日の土曜日は、朝起きたら仙骨のあたりが痛くて痛くて…
しゃがむのが辛かったんですが、今、このままこのタイミングでギックリにはなれません!と思って、バイオレゾナンストリートメントでガンガンにやって、翌日(火星移動日)なんとか痛みはなく起きました。
その火星がやっと私の火星から外れました!God Thanks!!(涙)
あと少しだけ、境界線から3度以内なので注意はしますが、境界線を超えたのでひとまず一安心です。
その火星移動当日、20日(日)の朝、大統領選を少し違う角度から検証したいなぁなんて思ってアメリカ合衆国という国を見ていたんです。
私にとってホロスコープの検証は現実逃避に近いというか(笑)ささやかな楽しみ。
そこで気づいたんです!
アメリカ合衆国の出生図の妙を!!
今日は、その気づきを元に、今度のアメリカ大統領戦について考察してみたいと思います。
まず、皆さんが「アメリカ合衆国の生まれた日はいつ?」と言われたらいつを思い浮かべるかなんですが、July 4th、そう、毎年7月4日の独立記念日はアメリカ中で花火が打ち上がるのは有名ですね。
そこからなんですが、、、
Wikipediaを見ていたら、へぇーそうなの?ということが書いてあった。
Wikipediaの違う項目の内容を寄せ集めて重点を要約しますが、
・アメリカの独立決議(別名、リー決議)は1776年7月2日に第2回大陸会議で可決された。
・その2日後の7月4日に正式な文書であるアメリカ独立宣言が承認された。
なので、厳密には、7月4日に独立が決まったのではなく、独立が決まったのは7月2日なんですね。
(アメリカ史を研究したわけではないので、これは私の個人的な捉え方です)
その決議案を大陸会議に提案したリチャード・ヘンリー・リー氏(ここからリー決議と言われるようになった)は、会議で可決された翌日の7月3日に、妻に向けて「1776年7月2日は、アメリカの歴史の中で最も記憶に残るエポックとなるでしょう。私は、この日が後世の人々によって盛大な記念日として祝われるだろうと信じています。」と手紙を書いたとか。
それを踏まえても、やはり独立が決まったのは7月2日なんですよね。
7月4日は、独立宣言文の最終版が大陸会議で承認された日なんです。
ということで、アメリカ合衆国の誕生日は、本来は1776年7月2日なんじゃないの?って思ったのが今回の検証の始まり。
そのホロスコープはこれです。
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議会での可決や承認の時間がわからなかったので12時でたててます。7月なので夏時間。場所はフィラデルフィア。
左が7月2日の可決日。
右が独立宣言の採択日(承認日)。
見てお分かりのように、2日しか違わないのに、月だけじゃなく火星まで移動してるんです!
そう、今回の火星移動直前に気づいたのが、この火星の移動直前直後のアメリカ独立宣言の事実。
こんなふうに、惑星の移動ってのはそのタイミングでいろんな気づきをくれるんですよねぇ…
で、決議の時間は不明なのでアセンダントは使えませんから、太陽から見ます。国家のことなので太陽でもおかしくはないかと。
7月2日は、太陽、木星、金星が同室。
金星と木星、吉星同士ではあるけれども、ある意味相反する惑星が太陽と一緒にある。なんとなく二面性を持ったアメリカっぽい。
そして太陽から6室11室支配の火星が12室在住。
努力(6室)によって得られる富や成功(11室)を表す火星が、あと少しで1室である12室にある。1室には土星がアスペクト。
この配置、「アメリカンドリーム」という言葉しか思い浮かばない!
月は2室支配の8室在住。しかもケートゥと同室。
精神性を模索はするものの、ラーフの位置を考えると、それよりも派手な発言力の方が尊重されるような感じ。
次に、現在独立記念日として祝われている7月4日ですが、火星が太陽、木星、金星のある双子座にイングレスしてます。
太陽と同室というのが、合衆国としての力の強さが出てますね。そしてこの火星が1室に入ったホロスコープを見ると、エネルギー大国であり、スポーツ大国であるアメリカそのもの。7月2日同様、そこには土星がアスペクト。
そして太陽から見て月が9室!
幸運の9室。ある意味、徳を積んだような人を想像します。
どちらもアメリカらしいっちゃーらしいんですが、一応、高校の時にアメリカに住んで現地校に行き、ドメスティックなアメリカ人とアメリカの大半を占める田舎を経験した人から言うと(NYとかLAは、アメリカというより、世界の中のコスモポリタンシティです)
7月4日は表向きのアメリカ。素晴らしく魅力的。成功を夢見て頑張れば願いが叶う感じ。
でも現地にいると、本来のアメリカは7月2日。
結局、人種差別はなくならないし、貧富の差は相当開いているし、そこに深い精神性があるかというと、ある人も中にはいるかもしれないけど、日本や欧州のような哲学を感じることはない。現実主義、実力主義、物質主義。そこに気づいてはいるんだけど、どうにもならない社会。
どちらもアメリカなんですけどね。
どの側面から見るか?ですね。
で、ですね。
その2側面のアメリカから見た今度の11月5日の大統領戦ってどういう意味があるの?って思ったんです。
まずは1776年7月2日と2024年11月5日。
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アメリカ合衆国の太陽から見ると、選挙日の太陽は5室。「拡大」の5室。
これは、7月4日も同じですね。
7月2日と7月4日の違いは、月と火星。
7月2日の場合、アメリカの火星@牡牛座の上にはトランジット木星が。そして、アメリカの月@山羊座に木星がアスペクトしている。
守られてますね。古き良き、本来のアメリカ的には良い方向に進むための選挙なのかと。
とはいえ、月と月の関係は2室12室。補い合っている。運命的な逃れられない関係性。アメリカの月から見ると11月5日の月は12室。損失の部屋。アメリカの太陽から11月5日の月は7室。デビューと引退。
良い方向に進むために一回後退することも必要なのかも。
始まりのための終わり的な。
そしてこちらは1776年7月4日と2024年11月5日。
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アメリカの月@水瓶座にはトランジット土星が乗っかっちゃってますね。そしてトランジット火星がその月にアスペクトしている。
みんなが思い描く大国アメリカを想像する7月4日のホロスコープ的には、ちょっと厳しいタイミング。表向きは大変。
そして、アメリカの月からトランジットの月は11室。
富と成功の11室。でも、12室の12室である11室。8室の8室である11室。吉凶入り混じっている感がすごい。これでいいの?悪いの?が混在している。
7月2日、7月4日、どちらにしても、歴史的に大きな出来事になるのは間違いない。今のアメリカ的には、どうなるの?これでいいの?と混乱が生じて一旦ぶっ壊されるものも出てくるかも。
でも、古き良き気概や、民意を大切にする部分をアメリカの真の特徴と捉えるならば、その本来の姿に立ち戻るために必要なプロセスとも考えられる。
では、今度は、トランプさんとハリスさんの両者と2側面のアメリカを見てみたいと思います。
まずは、7月2日のアメリカとトランプさん。
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アメリカの太陽から12室(損失)にトランプさんの太陽。月は6室(努力)。
アメリカの月からトランプさんの月は11室(支援者)。
アメリカの火星の上にはトランプさんの太陽とラーフ。
古き良きアメリカからすると、トランプさんはその特徴を失う相手かも。火星の上に太陽とラーフだから、傷つくことは確か。でも、11室(支援者)なんですよね。国を救うためには必要なプロセスなのかもしれない。
次に、7月2日とハリスさん。
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アメリカの太陽から5室(拡大)にハリスさんの太陽。月は10室(使命)。
アメリカの月からハリスさんの月は3室(努力)。
アメリカの火星の上にはハリスさんの木星が。
なんかいい感じ。
5室も10室も吉兆。木星の守護も効いてる。でも、3室なんですよね…なんというか、、、軽い(苦笑)重みがない。この時代にそれでいいの?という印象もある。
では7月4日だと?
7月2日との違いだけ書きます。
トランプさん。
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アメリカの月からトランプさんの月は10室(使命)。
アメリカの火星、太陽、木星、金星の上にはトランプさんの水星。
10室…いいよなぁ。
トランプさんの11室(冨、成功)の水星(←2室支配ではあるけど)で、良いも悪いもひっくるめてなんとかしそう(笑)
ハリスさん。
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アメリカの月からハリスさんの月は2室(マーラカ)。
アメリカの火星、太陽、木星、金星の上にはハリスさんのラーフが。
今のアメリカにとっては、もしかしたらあまり良くない相手かも。でもある意味、逃れられない運命の相手とも言える。このプロセスが必要というか…
さて。
長々と書きましたが、、、
今日は、
・アメリカ合衆国の誕生日は1776年7月2日とも考えられる
・とはいえ、一般的には1776年7月4日
・USA誕生日と考えられる両日と、今年の大統領選挙日との関係性
・USA誕生日と考えられる両日と、トランプさん&ハリスさんとの関係性
をみてみました。
まとめると、
・もし、本来のアメリカを取り戻して「Make Great America Again」なのであれば、痛手は負うかもしれないけど、トランプさんの方が実現する可能性は大。
・もし、今のままのカオスなアメリカ、危ういアメリカのままで、でも国民としては痛手を負わずになんとなく平和な感じを続けた方がいいのであればハリスさんでいいのかも。
大統領選については、前回こちらを書きました。
トランプさんとハリスさんの支持率は、メディアでは拮抗してます。
が…なんとなく、最終的に、ハリスさんになるような感じもしますね。
なぜなら、選挙当日はハリスさんにとって運命的な日だから。
でも、もしそうなったら、実は、アメリカにとってはあまり良くない結果になる可能性もある。
今、世の中が不安定すぎて、何がいいのか悪いのかわからない状態です。
日本でも今週末に衆院選があります。
ロシアとウクライナのこともある。
パレスチア問題もある。
もしトランプさんになったら台湾有事も心配。
来年7月には例の話もあるし、10月以降は太陽と火星の関係性的にちょっと危うい。
南海トラフ、首都直下型、富士山噴火。。。
準備しても意味はないのかもしれない。
でも今この時代に生きていることは、自分にとっては何か意味があることなのかもしれない。
何はともあれ、何が起こっても対応できるようにしておきたいなぁと思います。そんなふうに感じた米国大統領選についての検証でした。
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