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キロンリターン中のマーズリターン

ムーンサイクルハイジーン主宰の安藤愛です。


占星術のワードとして、ソーラーリターン(太陽回帰)とかサタンリターン(土星回帰)なんて言葉を聞いたことがあると思います。

自分のホロスコープ上の(ネータルの)その惑星がある場所に、トランジットの(天体の)その惑星が帰ってくるタイミングを、大きめの変化が訪れるタイミング(転換期)として読むことがあるんですが、それです。

12星座を一周して帰ってくるわけですから、進みが遅い惑星に関しては時間がかかるわけですね。

例えば、サタンリターンの場合、土星は12星座を約30年で一周しますから、30歳、60歳、90歳ぐらいで訪れるタイミング。

太陽はもちろん、1年に1回ですね。
誕生日の前後で慌ただしくなる感じがある方も多いかと思います。もちろん、その方の太陽の性質によって強弱はありますが。


インド占星術は、最古の占星術として考えられていますが、その頃にはトランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)はまだ発見されておらず、伝統的なインド占星術ではトランスサタニアンは使いません。

そして、1970年代から注目されてきたと言われるキロン(カイロン)に関しては全く考慮されない。

今回はそのキロンのリターンに関して書いておこうと思います。

というのも、キロンは50年で12星座を1周します。
要するに、あたくしがまさにその時期なんです(笑)


これが、サイデリアル方式で算出した惑星位置と度数です。
それをインド占星術のホロスコープに落とし込めるアプリがないので、西洋占星術のホロスコープのままで。

そう、あたくし、5月に50歳になりまして、キロンリターンとなっております。

キロンは、ギリシャ神話に登場するケンタウロス族の賢者で、半人半獣(馬)。不死の存在だったんですが、誤って毒矢を受けた際に、その苦しみに耐えられずに不死を返上して星になりました。医学、預言、狩猟、予言の技を持っていたこともあり、「癒し」「医療」「トラウマ」「占術」などを見る惑星です。

なので、キロンリターンの際には、内なるものの変化や成長が訪れると言われるんですね。

土星は、30歳、60歳、90歳。
キロンは50歳、100歳。

なんとなく、皆さんが考える人生の転換期の年齢に当てはまりませんか?みんながみんなではないですが、大体ね。


バタバタしているうちにネータルのキロンの度数をトランジットのキロンが少々超えてしまいましたが、50年で一周するキロンにとっては微差。

今、ちょうどキロンリターンのあたくしです。上の画像の青丸を見て頂いても、画像左の度数を見ても、同じ星座で同じぐらいの度数とわかるかと。

で、あたくし、もうすぐマーズリターン(火星回帰)もやってきます…
上の画像の赤丸を見るともうすぐ同じ星座になるのがわかります。

火星は、約1.5ヶ月で星座を移動しますから、単純計算だと18ヶ月で一周となりますが、逆行などもありますから、一般的には2年に1度の回帰と言われています。

私のネータルの火星は、2室・7室(ザ・マーラカ!)支配の9室(トリコーナ!)在住という、良いんだか悪いんだかわからない火星なんですが、要するに、良いも悪いも極端な存在。

2、7支配だけど9室在住だから救われてるし、9室在住だけど2、7支配だからそこまで良くないっていう存在なんですね。

プラス、ローズの子供達のネータル火星が減衰している。

良いも悪いも、私にとって火星は大きな存在なんです。

前回のマーズリターンは2023年3月〜5月だったんですが、スケジュールを見返して、あーこの時期、意味わからん!ぐらいハチャメチャな時期だった…と思い出しました(^^;)

現在、キロンリターン中(度数の差が3度以内)であり、8月26日から10月20日までマーズリターンとなる私、、、、

し、か、も!!

9月、10月は蝕期間…

やめれー

やめてくれー

なんですが(苦笑)

明るく生きます!(^^)


いつかは終わるこの時期。
暗く過ごしてたらもったいない!

大変な時期=学びの時期

です。

色々ありそうですが、ある意味、リターンを楽しむ姿勢で進みたいと思います。


キロンについては、サイデリアル方式で算出した結果を、改めてインド占星術のホロスコープに落とし込んで…が必要なので、気になる方は鑑定お申し込み時にお書き添えください。

鑑定のご依頼は、HPの【予約】からお願いします。


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