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『光る君へ輝きののちに』

 中宮きよ子は三条天皇の間に女子を
出産。道長の思惑どおりにはいかなかった。そして、内裏で火事があり、三条天皇は枇杷殿に移る。そして皇太后彰子は
高倉殿に移った。
 三条天皇は目も見えず、耳も聞こえない。道長は政が出来ないと譲位を迫るが、三条天皇は譲位しようとしない。
 敦成はまだ7才であるが、先の帝は7才で帝になったため、敦成に博士をつけて天皇の教育をしようとするが、彰子はまひろで良いと言うが耳を貸そうとしない。また、頼通に隆姫に子が出来ぬと責める。側室を持っては勧めるが、頼通は
隆姫で良いと聞こうとしないが、それを聞いていた倫子は道長は自分でもなく、
明子でもない女を見ていることに腹を立てたこともあるが、彰子が皇子を産んでくれたのでどうでもよくなったが、たまには自分のほうを見てほしいと得意の
ウフフ笑いをするが、道長の心中は複雑だったであろう。これはまひろとの仲を
見透かしているように思えた。正妻の怖さを感じた瞬間である。もし、賢子が
道長の子と知ったら、賢子を恨むのだろうか?
 一方、夕げを食べに来ていた双寿丸は
太宰府に行くと賢子に告げると賢子も付いていくと言う。しかし双寿丸は女は足でまといになると断った。
 賢子はフラれたと落ち込んでいたが、
まひろはに「母上はフラれたことがある?」と訊ねるが、まひろはあると応えた。まひろは賢子を危ない所に連れて行きたくないのだと慰めるが、「泣きたければ私の胸で泣きなさい」と言うと賢子は出来ませんと笑った。ここは母親譲りで強い女だと感じた。
 双寿丸のために宴を催したいと賢子の
願いを受け入れて送ることにした。
賢子はこの後、まひろの代わりに彰子の
女房になり、結婚して子を儲けるらしいが、双寿丸とはこのまま会うことはないのだろうか?せっかく出会ったのに、結ばれることがなく、まひろと道長と同じ運命を辿るのだろうか?なんか切ない
恋だなあと思った。
 光る君へもあと数回で終わりだと思うと残念である。是非、最終回はまひろと
賢子に幸せを与えてほしいと願っている。

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