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「光る君へ待ち望まれた日」を観て

中宮がやっと懐妊した。道長も倫子も安

堵の笑みを浮かべた。

中宮は漢詩を学びたいと藤式部に頼ん

だ。定子が漢詩も優れていたため、自分

も習いたいのだという。

中宮彰子は出産の為、土御門邸に移るこ

とになった。もちろん、女房である藤式

部も一緒である。

左衛門の内侍は赤染衛門に道長と藤式部

はただならぬ関係ではないかと疑ってい

た。ヒソヒソと二人で話す姿を目の当た

りにしてのことだった。もちろん、赤染

衛門は中宮の指南役を女房たちも彰子の

お付きを全部藤式部に持って行かれてし

まった嫉妬からである。これを見て平安

時代も現代の女性も同じなんだなあとつ

くづく感じた。どうにかしてやっつけて

やろう!という今でいうハラスメントで

ある。

出産間近になり、陰陽師や僧などで賑わ

っていた。一方で伊周は呪詛を行ってい

たが、破られ、彰子は無事皇子を産ん

だ。敦成親王と名づけられた。

 子供の誕生50日の祝いを土御門で盛

大に行われた。

藤式部の前に公任が現れ、このあたり

に若紫はおいでかな?若紫のような美し

い姫はおらぬなあと公任がいうと藤式部

は光る君のような殿御はおらぬし、若紫

はおりませんと言い返す。

道長はそんな藤式部にいきなり歌を読め

と言う。戸惑うが藤式部は歌を読んだ。

それに対して道長も歌を読みかえす。女

房たちは道長と藤式部があうんの呼吸で

歌が詠めるなんてと嫌みを言う。

その時の倫子は不機嫌な顔をして

その場を立ち去った。まさかバレたの

か?赤染衛門は藤式部に道長との関係を

問うところで終わる。

この後藤式部はどうやって苦難を乗り切

ったのだろうか?

頭の良い藤式部のことだからどうにかし

たのだろうけど、あの時、道長の行動は

酔っぱらっていたとは言え、イライラし

た。藤式部の機転で帝がお渡りになり、

思う通りになったのにどうして余計なこ

とするんだろう?

 この平安時代のサスペンスドラマのよ

うなドロドロ展開はとても気になるとこ

ろだ。

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