「書きつづけた先の未来が見えなかった」ライター1年生がMarbleで見つけた夢へのロードマップ
「書く」+αのスキルを混ぜ合わせて、持続可能なフリーランスライフを実現するスクール『Marble』。
今回は現役フリーライターで、Marble2期生のまみー(間宮まさかず)さんにお話を伺いました。まみーさんは元会社員で、とあるオンラインコミュニティに所属したことがきっかけで、ライターという働き方を知ったそうです。
Marbleで学ぶうちに、今ではライターとしての新たな選択肢を見つけ、将来のビジョンがより具体的に描けるようになったのだとか。まみーさんの話を聞けばきっと、あなたも挑戦する勇気や選択肢を広げる大切さに気がつけるはずです。
狭い視野で世界を見てきた。だから、多様な価値観を知る大切さを伝えたい
───ライターをはじめる前は会社員だったまみーさん。ライターに転身したきっかけを教えてください。
大学を卒業してからずっと、一般的な会社員生活を送っていました。結婚をして子どもが生まれて…と環境が変わってきたなかで、夜中まで働いたり残業が多かったりする働き方を改善したいと思うようになって。
副業を探しているときに、たまたまWebライターという職業を見つけたんです。1年ほど死に物狂いで勉強をして、2023年からフリーランスとして独立しました。
でも、これまでの人生のなかで、親族も含めて自分のまわりには会社員しかいなかったので、もともと“フリーランス”という選択肢があることを知らなかったんですよね…!
───今でこそ副業が一般的になってきましたが、まわりが会社員ばかりだとほかの働き方があることも知らないままですよね。
そうなんです。それが、2020年から所属しはじめたオンラインコミュニティで、多様な価値観をもって自由な働き方をしている方々と出会って。そこで自分がいかに狭い視野で世の中を見てきたのかを思い知らされたんです。
その経験があるからこそ、子どもたちには価値観や選択肢がたくさんあることを知ってほしい。固定観念のせいで、自分の夢に蓋をするような生き方はしてほしくないですから。
まだ漠然としていますが、いろいろな人の話を聞いて多様な価値観にふれられる、子ども向けのオンラインコミュニティ「夢を育む学校」をつくりたいという目標があります。
「ビジョンが描けない」パソコンに向かい書きつづける日々に芽生えた疑問
───そもそも、まみーさんはどうしてライターを志すようになったのですか? 昔から書くことに興味があったのでしょうか。
いえ、昔からライターを志していたわけではありません。きっかけは、さきほどお話したオンラインコミュニティです。そこには、自分で書いたコラムやエッセイ、インタビュー記事などを自由に投稿できる場所があったのですが、たまたま記事を投稿したときに、メンバーからすごく褒めていただいて。
それまでは書く仕事をしたいとか、書くのが好きだとか考えたことがなかったんですよ。でも、いざ発信してみたら「まみーさんの文章、好きです」と言ってくださる方がいて、つい嬉しくなってしまって(笑)。
───オンラインコミュニティに所属したことで、まみーさんの世界はグッと広がったのですね。今は、具体的にどのような記事を書いているんですか?
これから起業したい人向けのメディアで、フリーランスや実際に起業経験がある方に、創業時の苦労話や経験談、努力してきたことを伺うインタビュー記事を書いています。
また店舗や企業に、経営理念や業務内容、提供するサービスの内容などをヒアリングして、ホームページに掲載する文章も書いています。
───手広くやられているんですね。すでにライターとして活躍されているように感じますが、まみーさんがMarbleに入ろうと思ったきっかけを聞かせてください。
「働き方を変えたい」が1番でした。それを叶える手段としてライターを選んだものの、 現実は、毎日ひたすらパソコンに向かって書きつづける日々。
フリーランスとして独立してまだ1年も経っていないので、もちろんライターとしてスキルアップもしたいとは思ってはいますが、「この生活をずっと続けていくのはどうなのかな」という不安もあって…。
「記事単価を上げるためだけに書きつづけていてよいのか」「この先にライターとしてどんな発展ができるのか」など、キャリアビジョンを描けずにモヤモヤしている時期があったんです。
そんなときに、Marbleのホームページにあった「『書く』+αのキャリアを描く」というコンセプトが目に入ってきて。「今の自分にドンピシャだ!」と感じたのが受講を決めたきっかけでした。
講師の方のSNS投稿をみていても、「ただ書くだけではない生き方をしているな」と刺激になりましたね。
ライターは夢を叶える手段。Marbleは選択肢を広げてくれる学び場
───Marbleのコンセプトがドンピシャだったとのことですが、いざ受講してみてどうでしたか。
講義に関しては、 めちゃくちゃ情報量が多いです! 実践的かつ講師の方のリアルな話が聞けるので、教えてもらったことをそのまま実践したら仕事に直結するんじゃないかなと感じています。
一つひとつの講義を確実に自分の血肉にしたいと思っているので、講義が終わったら自分が感じたことや、インプットしたことを、忘れないうちにすぐにアウトプットしています。今後も継続していきたいです。
また、僕にはもともとライターの知り合いがいなかったので、ライティングをしている方たちとつながれたのがとても嬉しかったです。これからオンライン交流会やイベントもいろいろあるみたいなので、ワクワクしています。
───Marbleは講師の方も現役フリーランスですし、受講者もライティングや書くことへのモチベーションが高い方が多いですよね!Marbleを卒業した後にはどんなビジョンを描いていますか。
もっと仕事のジャンルを広げていきたいですね。短期的にはMarbleで教えてもらったメディア分析や営業術を活かして、広報やプレスリリースなど、今までやったことのないジャンルに挑戦していきたいなと思っています。
今はクライアントさんの依頼があって記事を書いているのですが、自分の関心があるジャンルについて自分の言葉で発信できたらいいなと思っています。
たとえば、教育や地方創生、サステナブルなど、自分が発信したいことを扱っているメディアでインタビュー記事を書きたいです。
───冒頭でお話いただいた、「夢を育む学校をつくること」につながっているように感じました。まみーさんにとって、ライターという仕事は夢を叶える手段なのですね。
そうなんです! 夢を育む学校をつくるための人脈づくりや、知見を増やしたいという想いもあって、とにかくいろいろな人の話を聞きたいです。
インタビュー取材の仕事も、自分が話を聞きたい人に取材できるのが理想ですし、Marbleで学べるスキルの「メディア運営」や「ブランディング」も、夢の実現に活かせるのではないかと思っています。ただ書くだけじゃない、+αの働き方が少しずつ見えてきてワクワクしています。
───夢を達成するための具体的な道筋を、Marbleで学ぶなかで描けるようになったのですね。今後、まみーさんが夢を叶えていく姿を見るのが楽しみです。ありがとうございました!
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「固定観念のせいで、自分の夢に蓋をするような生き方をしてほしくない」という子どもたちへの想いは、まみーさんご自身に向けた言葉でもあるように感じました。いくつになっても、自分の夢に正直に挑戦しつづける姿が、また新しい世界を連れてきてくれる。私もまみーさんのお話を伺うなかで、挑戦する勇気をもらいました。
書くだけじゃない+αのスキルが学べる『Marble』には、ライティングをはじめ、インタビューや編集、広報などのカリキュラムが展開されています。Marbleで体験する多様な学びが、夢へのロードマップを見つける手助けをしてくれるかもしれません。
〈取材・文=なつみ(@natsumin130)/編集=いしかわゆき(@milkprincess17)〉