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【ニキビの原因と改善方法】第一章~私のニキビの原因となっていたもの~

8年間を振り返って

8年間にわたりニキビと闘ってきた私ですが、
今振り返ってみると、やはりニキビは様々な原因が
重なってできてしまっていたのだと実感しています。


主な原因

私の場合、主な原因はこんな感じでした。

1. ストレス
2. 肌に合わないスキンケア用品・化粧品
  /誤ったスキンケア/長時間の化粧
3. 生活習慣(食事、睡眠)
4. ホルモンバランス
5. 体質(冷え性=代謝の悪さ)


原因の追究

一つずつ原因を追究していきます。

1. ストレス
学生時代は就活やアルバイト、家族関係が
知らず知らずのうちにストレスになっていました。
就活では選考に落ち続けていたことや、
周りがどんどん内定をとっていくことに焦りがありましたし、
やっと内定をもらえた企業も家族に猛反対されてしまい、
家族とは大喧嘩になってしまいました。
アルバイトは接客業であったため、ニキビができ始めてからは
”顔を見られること”がとてもストレスで、
マスクを着けながら接客をするようになりました。

社会人になってからは、やはり仕事。
”仕事量の多さ”もありましたが、年次を重ねるごとに増えていく
”責任の重さ”も、ストレスになっていきました。
それが原因で体調も崩してしまいます。

そして最大のストレスは「ニキビ」。
コンプレックスとなったニキビは、何をするにも付きまといます。
”ニキビを見られるのが恥ずかしい”という思いから、
人と関わることも億劫になっていきました。
恋愛も全然楽しめません。デート中に化粧崩れが気になり、
デートを中断してしまったこともありました。
その当時は、”彼氏に絶対にすっぴんを見せられない”
”結婚は無理かもしれない”とすら思っていました。

ストレスは少なからずあるものだと思いますが、
過剰だと色々なところに影響が出てきます。

〈メカニズム〉
①皮脂分泌促進
・ストレスを感じると、ストレスホルモンが分泌され、
 男性ホルモンのバランスが崩れ、皮脂の分泌が増加する。
・皮脂が毛穴を塞ぎ、毛穴詰まりが起こることで、
 ニキビができやすくなる。
②アクネ菌(=ニキビ菌)の増殖、炎症
・毛穴に皮脂が詰まると皮脂を好むアクネ菌が増加し、
 炎症が引き起こされ、赤く腫れたニキビができやすくなる。
③免疫力の低下
・ストレスは免疫系に影響を与え、体内の炎症反応を増加させる。
・免疫力が低下すると、ニキビの炎症が悪化しやすくなる。

2. 肌に合わないスキンケア用品・化粧品
  /誤ったスキンケア/長時間の化粧】

学生時代は自分の肌質を意識することがなく、
肌に合うスキンケア用品や化粧品を知らなかったため、
パッケージの可愛さやプチプラというだけで選んでいました。
実は私は、肌に合わないものだと赤みやひりつきが出るほど
“敏感肌”だったのです。

またニキビができ始めた頃は、スキンケアの仕方もわからず
“汚れを落とすこと”に必死で、クレンジングの際強く擦ってしまったり、
一日に何度も洗顔したりしていました。
また日焼け止めも負担になると勘違いし、つけていませんでした。
今思えば誤ったスキンケアばかりです。

社会人になると、今度は長時間化粧をしなくてはならなくなったことで
肌に負担がかかり、ニキビはさらに増加していきました。
ニキビがひどくなるとコンシーラーやファンデーションで必死に隠し、
それにより毛穴が詰まって余計に悪化するという悪循環。
長時間の化粧が肌の負担になることを知った後も、
ニキビを見られることが恥ずかしかったため、
なかなか厚化粧を辞めることができませんでした。

〈メカニズム〉
♦肌に合わないスキンケア用品・化粧品
・アレルギー反応や刺激を引き起こす可能性がある。
・コメドジェニック(毛穴を詰まらせる)成分を
 含む製品は、注意が必要。
♦誤ったスキンケア
*肌を強く擦る
・外部刺激から肌を守る役割である「肌のバリア機能」が傷つき、
 ”ニキビの原因”となる。
・毛穴を刺激し詰まりやすくさせ、詰まった毛穴に
 皮脂や汚れが溜まることで、”ニキビの発生を促進”する。
・肌が炎症を起こす可能性もあり、”ニキビを悪化させる要因”となる。
*過度な洗顔
・肌の自然な油分を奪い、乾燥を引き起こす。
・皮脂腺が過剰に刺激され、ニキビが悪化する可能性がある。
*日焼け止めをつけない
・紫外線による「肌のダメージ」が増加し、
 ニキビが悪化する可能性がある。
♦長時間の化粧
・ファンデーションの毛穴詰まりにより、
 肌を酸化させてしまうことがある。
・詰まった毛穴に皮脂が溜まり、皮脂を栄養源とする
 アクネ菌が繁殖する。アクネ菌の増殖によりニキビが発生し、
 炎症が進行する。

3-1. 生活習慣(食事)
ニキビをどうしても改善したかった私は、
ニキビにとって良いもの・悪いものをひたすら調べました。
ですが情報を断片的に切り取ってしまったことで、
“脂質(油)と糖質(砂糖)が悪者”という誤った考えに
辿り着いてしまったのです。
確かに摂りすぎは良くありませんが、これらは「三大栄養素」
でもあるように、人間にとって必要不可欠な栄養素です。

0か100の私は、これらを徹底的に取り除こうとしました。
最初はニキビが少し治まったかのように見えたのですが、
次第に肌が乾燥するようになってしまい、
アレルギー持ちでもある私は肌にかゆみが出たり、
そこからまたニキビができてしまったりと、
かえって肌荒れは悪化していきました。

〈メカニズム〉
・偏った食事は肌への栄養バランスも乱してしまう。
・肌のターンオーバーを停滞させるリスクがあり、
 古い角質細胞が適切に剥がれ落ちないことで
 毛穴が詰まりやすくなり、皮脂の過剰分泌や
 アクネ菌の増殖を引き起こし、”ニキビが発生する原因”となる。

3-2. 生活習慣(睡眠)
社会人になり、仕事の忙しさから朝早く出勤することが増え、
だんだんと起きる時間が早くなっていきました。
また仕事のことが気になってしまい、夜中に起きてしまうことも増え、
そのうち睡眠が上手く取れなくなりました。
睡眠不足によりニキビの治りも遅く、肌荒れは慢性化していました。

〈メカニズム〉
①男性ホルモンの増加
・睡眠不足によりストレスが増加すると、交感神経が優位になり
 男性ホルモンの分泌が増える。
・男性ホルモンが皮脂の分泌を刺激し、毛穴を硬くすることで、
 ニキビが発生しやすい肌状態になってしまう。
②ターンオーバーの乱れ
・新しい皮膚や骨が作られる「ターンオーバー」が不足すると、
 古い角質が肌に残ってしまい、毛穴が硬くなることで
 ニキビが発生しやすくなる。
③炎症サイトカインの増加
・「炎症サイトカイン」と呼ばれる物質が増加しやすくなり、
 ニキビの悪化につながる可能性がある。

4. ホルモンバランス
ホルモンバランスの乱れは、私のニキビの一番の原因でもありました。
生理前は必ずニキビができてしまい、肌荒れが悪化します。
PMS(月経前症候群)の症状で、気分の落ち込みやイライラ、
食欲の増加もあったのですが、月に1回はこういった期間があるのも
大きなストレスになります。

仕事がデスクワークのため、日中はイスに座りっぱなしで
慢性的な運動不足でしたし、仕事関係でのストレスも多かったため、
それもPMSを悪化させる原因となっていたようです。

〈メカニズム〉
・女性ホルモンには「エストロゲン」と「黄体ホルモン」の二種類があり、
 排卵後~次の生理までの期間は「黄体ホルモン」の分泌量が増加する。
・黄体ホルモンが優位になることで、皮脂分泌が増加したり、
 角質の過剰生成が起こったりする。
 またこれらによる炎症反応が、”ニキビを発生させる原因”になる。

5. 体質(冷え性=代謝の悪さ)
私は”甘いもの”や”冷たいもの”、お茶やコーヒーなど
”カフェインの多く含まれるもの”が大好き。
ですがこういった食べ物・飲み物は、体を冷やしてしまい
「冷え性」の原因となってしまうようです。
気が付けば、常に手足が冷たく、汗もかきにくい、
とても代謝が悪い状態でした。

元々運動神経が悪く、学生時代からスポーツをやってこなかったので、
筋肉量も少なく、仕事はデスクワークで運動不足。
これも代謝が悪い原因の一つでした。

〈メカニズム〉
①血液の流れが悪くなる
・代謝が悪くなると血液の流れが鈍くなる。
 血液の流れが悪くなると、肌に栄養が行き渡りにくくなり、
 ニキビや肌荒れが起こりやすくなる。
②血液中の老廃物がニキビになる
・血液中の老廃物が滞りやすくなり、老廃物が肌から出てきてしまい、
 毛穴が詰まってニキビとなったり、老廃物自体がニキビという形で
 表れることもある。


まとめ

このように様々な原因からニキビに悩まされてきた私ですが、
原因を一つひとつ追究することで、
”なぜニキビができてしまっているのか”少しずつわかってきました。

そしてそこから自分なりに色々と試してみることで、
”どのようにしたらニキビができにくいか”
”どのようにしたらニキビがすぐに治るか”
もわかってきて、今では自分に合った「改善方法」を
見つけることができました。

いっぺんに解決しようと思うとストレスになってしまいます。
少しずつ”できるところからやってみる”ことが重要です。


次回は…

次回は「第二章~私のニキビが改善した方法~」を
アップしたいと思います。


私の経験が、今ニキビに悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです☆彡


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