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アイスランド④Day1 Fimmvörðuháls&Laugavegur trail


Fimmvörðuháls trail  25.87km  標高差1050m↗︎ 850m↘︎
Laugavegur trail 52.51km 標高差1410↗︎ 1050m↘︎

8/23 Skogar → Baldvinsskali hut
8/24 Baldvinsskali hut → Þórsmörk
8/25 Þórsmörk → Emstrur hut
8/26 Emstrur hut → Hvanngli hut → Alftavatn hut → Hrafntinnusker hut
8/27 Hrafntinnusker hut → Landmannalaugar

Laugavegur trailの公式情報

歩行時間や地形を確認するのに利用したアプリ
計画した山行はオフラインでGPS使えます。

どなたかが作成したウルトラマラソンのマップも参考にしました

https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1K0z8mNEKQeZScXCM0Y1a9k8i7DLk-Io&hl=ja&ll=63.841379016313226%2C-19.300711999999997&z=10

山行中はのんちゃんが、ヤマレコで地図を見てくれていた。どなたかの軌跡を辿ってしまうことにはなるけど等高線や渡渉の川など詳しい情報があって便利だった。

主流はLandmannalaugarスタートですが、trail終わってからLandmannalaugarの温泉に入りたかったので逆方面に北上するコースにしました。
標高差も主流の南下の方が登りが少なめだけど、Laugavegurは、全体的にフラットなのでどちらでも大差なさそうでした。南下だと一山越えると絶景という場面が多そうで、みなさん叫んだり、1人景色に見惚れて座り込んでしまっている人もいました。でも北上でも南下でもどちらにしても絶景続きです。
日本の山に慣れていたら楽勝と思っていたけど距離のスケールが全く違うので
5日間の食材やテント類を背負って歩くのはしんどかったです。

お天気を見ながら、欧米人のトレッカーのように日程に幅を持たせて予定することをおすすめします。木もなく逃げる場所がないので、お天気と風を軽く見ると命取りになる気がしました。暴風雨の中歩いたのか両手凍傷になっている方もいた。雨と風がないなら危険箇所も特にない平和なtrailでした。うまい具合の位置にhutがないので、どこかで2日間の行程を1日で歩くと良い感じになります。

あと寒いです!ずっと凍えていた。私はシュラフ2つ重ねとカイロでぬくぬく、夜はぐっすり眠れました。

ではトレッキング1日目!
8/23 Skogar → Baldvinsskali hut

予約していたReykjavik Excursionsのハイランドバスで
登山口のSkogarへ向かう。
(レイキャビクキャンプサイト前発なので便利)

一度、レイキャビクの街を出ると見たことのない景色が車窓から広がる。
眠いことも忘れてキョロキョロしてしまうけど、これから体験する光景の序章にしか過ぎなかった。

右端がわたくし!
初日は曇りからスタート
まだ今日の午後起きることを何もわかっていない5人
Skogar foss 
fossは滝という意味!

滝の右側の道からtrailスタートです。
最初に調べていたのは、Laugavergur trailだけだったけど、最近人気のFimmvörduhals trailもどうしても歩きたくて、くっつけてみた。
帰国後、Wikipediaで調べたら2010年にここの氷河火山が2回も噴火したらしい。
初日の山行計画では、もし行けたら山を越えて下った先にあるBasar でテント泊の予定でした。


foss(滝)だらけの登山道。これぞアイスランドという景色が続いて、夢を見ているようでした。苔のグリーン(目で見たらもっと明るいグリーン!)はいつまでも見ていたかった。
しかし、この日のこの先は写真がありません。

苔のグリーンの世界が終わった頃に暴風が始まりました。
雪山の吹雪にも慣れているのんちゃんと毛戸さんは、たくましく歩いて行くけど
慣れていない私たちは、立っていられない、気を抜くと飛ばされそうになるほどの暴風で、身体が小さく、風への抵抗と登りの両方に体力を奪われて足がいつものように動かない!暴風の音も怖い!
まだ運が良いことに雨ではなく風だけだったので、鼻水たれっぱなしではあったけど、体温は奪われずに済んだ。なぜか指先までほっかほか。きっとすごい運動量だったのかな。
なんとかBaldvinsskáli hutに辿り着き、ほっと一息。
着いた途端、フランス人のローラちゃんが大丈夫?とお湯を沸かしてくれたりいろいろ話しかけてくれるけど、ワタクシ余裕なし(涙)
ローラちゃんたちは、外に出ては行けないと言われて1日hutで過ごしたらしい。
私たち来ちゃった。。

テント泊をする状況ではないので、予約はしていなかったけどお願いして、hut泊まりとなりました。

そうそう、トイレに行く途中にイサちゃんのメガネ飛ばされました。
慌てたのか私のレインウェアを着て行ってしまい、私は私で焦った!
レインウェアこの先ないと困る。
hutの入り口で待っていると暴風が続く中、メガネを一緒に探しに行ったみんなが鼻水たらして帰ってくる。申し訳ないけど笑けて笑けて。。
メガネはなかったけど、みんな優しいよね。

hutに泊まっていたカップルが、必死の形相で命からがらトイレから戻ってきた図とか、変なドアの構造の暴風トイレも今思い出すと笑える。

hutの2階の窓側で暴風音を聞きながら、明日からのtrailの不安を抱きながら、、
しかし、疲れたのでぐっすりと眠る。。
明日は明日の風が吹く

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