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log14
「はたらく細胞」の実写映画を見に行きました。
私の駄文を前から見てくれてる人はたぶんわかると思うんですけど、私はSEKAI NO OWARIのFukaseくんが大好きです。そういうことです。
Fukaseくんの役名は公式サイトなどでも徹底的に伏せられていて、予告映像とかにもほとんど出ていません。私もなるべく詳細を語らないようにしたいんですけど……いやこれ無理だな(諦め)。自己責任でよろしくお願いします……。
今日は何の話ですか?
私がFukaseくんにどれだけ性癖を乱されたかというお話です。
1.遭遇
私とセカオワの出会いは、皆様ご存じDragon Nightである。あれ?遅くね?とか言わないでほしい。スマホもネットもろくに扱えない当時の私は、MステとFM802だけで生きていたのだから。
詳しいことは覚えていないが、とにかく半ばトレードマークみたいになっていたカーキ色のコートとトランシーバーが、中二病差し掛かりくらいの私にヒットしたのだろう。可哀想に当時の幼い私、まだ「推し」という概念も「性癖」という概念も知らなかった。要するに、ただの一目惚れがこの世の全てみたく思えたわけだ。純情すぎる! それが致命傷になった。
そこからセカオワを中心に私の中二病が進行していくことになる。やたらカーキ色が好きだった。コスモワールドは聖地巡礼で毎年通ってました。未だに車掌の制服がストライクです。手に負えねえ……。
2.決定打
私がゲスに出会ったくらいから、セカオワのリリースペースが落ち始めたように思う。そんな中、私はセカオワのツアーに初参戦する。この話聞き飽きたって? でしょうね。
ツアー名は「Dinner」。
「セカオワメンバーが実は食人鬼でした!」という設定で途中からストーリーが進行する。実際に観客を舞台に上げてセットの奥に連行し、調理シーンらしき影が映る演出まであった。全てはこれのせい。
↑ここらへんにその時の話をちょこっと書いた気がする。
とにかく本当にだめだった。「好き」が「性癖」という名の二度と消えない大傷になったわけだ! 我ながら(色々な意味で)痛々しい。
私がレクター博士に「癖」を感じているのもこれが原因な気がする。
3.「美しき異常者」
そこからしばらくはセカオワを敬遠していた。楽曲的にゲスにのめりこんだからというのが大きな理由だ。ただ、それに伴って、余計にFukaseくんが刺さって抜けなくなった。だって音楽そっちのけて顔見てるんだもんね。
しまいにはFukaseくんのことを考えて手が震えだすまでになった。というわけで今も私はFukaseくんのインスタはページを1ロールくらいしかできません。あらやだ重症~。
そのあたりに公開されたのが映画「キャラクター」。
これが天才すぎた。
Fukaseくん、俳優初挑戦にして菅田将暉とW主演。与えられた役は連続殺人鬼。公式には「美しき異常者」。
PG12だった気がする。怖くて劇場には見に行けず、約1年遅れでWOWOWで見た。完璧すぎて何も言えなかった。その少し前、BOOK OFFでたまたま見かけたオフィシャルファンブックを購入した自分を褒めた。公開当時劇場にパンフレットだけ買いに行った自分を褒めた。
この人になら殺されてもいいというか殺されて死ねたら最高だなと思った。
このあたりからまじで性癖の歪みが取り返しのつかないことになった気がする。Fukaseくんがかわいいのが悪いですね。うん。
4.愛憎
ここで話は「はたらく細胞」に戻る。詳しくは伏せるが、Fukaseくんが返り血を浴びまくってぐちゃぐちゃのドロドロになっている気配を感じて見に行った。最高でしたが何か???
レイトショーで行って、劇場内に観客が10人くらい。私の横の列にはだれもおらず前後も無人だったので静かにのたうち回ってました。死ぬ。
Fukaseくんは人間の愛憎を演じるのがお上手ですねと思いました。愛が強ければ強いほど憎が引き立つんです良いですか覚えて帰ってください。人類愛がないやつは人類悪にはなれません。だから好きです。
欲を言えばもうちょっと血だらけになってほしかったな!でも白髪でアクションめっちゃして片手で女の子の首を容赦なく絞めるという解釈ド一致のFukaseくんが見られたので何も文句ないです。でも「お兄ちゃん」呼びはちょっとまた性癖が歪みそうで怖かったです。
長くなりました。だんだん怪文書じみてきたのでこのへんで終わります。Fukaseくん好きだよ~~~!!!!!
余談。
いつだったか、初めてBTSのMVを母と見たときのこと。楽しかった。お顔がきれいな人を見るのが好きだ。誰が誰か見分けつかないけど。でも「この人が好きな気がする」と指さすと、母が一言「Fukaseくんみたいだね」。
好きな顔の系統は似るというが、そんなレベルじゃないらしい。この世でただ一人、Fukaseくんが大好きで、それに似ている人もおまけで好き、みたいな、きっとそういう感覚なんだと思う。
もしかして俺が人の顔を覚えられない理由って……。
おしまい。
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