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59.ハードフォーク

すみません、確かに見にくかったですね。もっとわかりやすく話し言葉で説明しますね。

ハードフォークって、簡単に言うと暗号資産の世界での「大規模なアップデート」みたいなものなんです。でも、普通のアプリのアップデートと違って、みんなが一斉に新しいバージョンに移行するわけじゃないんです。

例えば、ビットコインのルールを大きく変えたいって話が出たとしましょう。でも、そのアイデアに賛成の人と反対の人がいるわけです。そこで、「じゃあ、新しいルールで動くビットコインと、今までどおりのビットコインを別々に作っちゃおう」ってなるんです。これがハードフォークなんです。

具体的に言うと、こんな感じです:

1. 誰かが「ビットコインをこう変えたらもっと良くなるんじゃない?」って提案します。
2. みんなでその案について議論します。
3. 意見が分かれちゃって、一つにまとまらない。
4. 「じゃあ、新しいアイデアで動く別のビットコインを作っちゃおう」って話になる。
5. 決めた日にハードフォークを実行。これで二つのビットコインが生まれます。

ハードフォークが起きると、面白いことに、元々ビットコインを持ってた人は、新しい方のビットコインも同じ量もらえるんです。例えば、1ビットコイン持ってた人は、ハードフォーク後に1ビットコイン(元のやつ)と1ビットコイン(新しいやつ)を持つことになる。これ、ちょっとお得な感じがしますよね。

でも、注意点もあります。新しく生まれた方のビットコインが、みんなに受け入れられるかどうかわからないんです。価値がどうなるかも不透明だし、使える取引所も限られるかもしれません。

有名なハードフォークの例で言うと、ビットコインキャッシュがあります。これは2017年に、「ビットコインをもっと使いやすくしよう」って考えた人たちが作ったんです。元々のビットコインとは別の暗号資産として今も存在しています。

ハードフォークは良い面も悪い面もあります。新しいアイデアを試せるのは良いことですが、コミュニティが分裂しちゃうのはちょっと残念な面です。

結局のところ、ハードフォークは暗号資産の世界での「意見の相違を解決する方法」の一つなんです。みんなが納得できる一つの答えが見つからない時に、「じゃあ、それぞれの考えで別々にやってみよう」ってなるわけです。

これからも暗号資産の世界では、新しいアイデアや技術が出てくるたびに、ハードフォークの可能性が出てくるでしょう。だから、暗号資産に興味がある人は、たまにハードフォークのニュースをチェックしておくと良いかもしれませんね。

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