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<自分の内なる力>を体感したことはあるか?
むうです。
早いもので7月ですね。
2023年も残り半年。
私の方は半期を振り返りつつ、
この先どうしていこうか
ぼーと考えている今日この頃です。
さて、先月長野に行ってきた話を書きました。
もう少し、伝えたいことあるなと思ったので
そこでの体験をシェアします。
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目的の美術館に行く前に
立ち寄った善光寺について。
振り返ると
プチ修行をしてきた感じだったんです。
お気に入りは経蔵(きょうぞう)。
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輪蔵(りんぞう)という、
コマのような形をした書庫で、これを回すことによって一切経を読んだことと同じ功徳が得られるというもの。
これが本当に、重い(笑)
受付の方と一緒に回したんだけど、
腕だけの力では動かない。
足の力と肚の力、そして腕の力。
「各エリア、準備OK?」と
体に意識を向けていく。
そして最後は
動かすぞ!という意志の力。
すると不思議と動き出す。
動き出すと軽い感じ。
あとは目的に向かって進むだけ。
これが力を使うということか、、なんて。
現実世界で
何かを動かすパワーが必要な時、
きっとこういう感じなのだろうと思った。
それを体感することができるのが
経蔵だった。
あれはまた回したい。
そしてもう一つ。
本堂の中にあるお戒壇めぐり
(おかいだんめぐり)。
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光はなく真っ暗。
地下のような、洞穴のような空間で
中の廊下を歩いていくもの。
光と闇の境に、ドキドキした。
何も見えない。
頼りは壁に手を当てている右手。
「怖い!怖い!」という人の声が聞こえる。
私も怖い。
でも、巻き込まれて
一緒に怖がっている場合じゃない。
右手をしっかり壁につけて、
すり足で、床にしっかりと足をつける。
体全体の感覚を研ぎ澄ませる。
今ここにいる、私。
そしてゆっくり、
一歩、一歩、進んでいく。
自分を信じる。
そしたらなんだか、
楽しい気持ちが湧いてくる。
こんなに自分に集中したことは
あったかな?
そんなことをふと思う。
そして。
光が見えた。
思わず走る。
壁をそのままつたって出ると、
<極楽の錠前>に触れることができるらしいが
触れることなく(笑)
光が好きだから、いい。
また来てってことだね。
人は自分が思っているより
いろんな感覚と可能性があることを
体感できると思う。
自分に<ない>なんて、ウソ。
あるんだよ、絶対に。
使うか、使わないかは私次第だ。
皆さんも、長野に行かれた際は是非。