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山行記録【下沢観音裏尾根】
昨年の夏頃だったか、と記憶している。お世話になっている先輩ハイカーさんと飲みに行く機会があった。
何度か一緒に歩いたこともある方で、ガチの三浦アルプスバリエーションルートハイカーである。
その席で「どうやら下沢尾根の観音様に裏から登ってこれるルートがあるらしいんだよ」という話を伺った。
その先輩ハイカーさんも、さらにベテランの大先輩から話を聞いたらしい。
その時は「へーそうなんだ。でもマップに過去の軌跡が全くない場所だし難しそうだな」というぐらいにしか感じていなかった。
わたしが使っているGPSアプリは、過去にそのアプリを使って歩いた人の軌跡がマップ上に残る機能があるので、ある程度の人数が歩いたルートであればその軌跡が目視できるようになり、それを辿って歩くことができるという優れモノだ。
だが、先輩から聞いたルートは全く軌跡が表示されていない場所だった。
その時はあまり深く考えていなかったのだけれど、後日ふと気になってマップの地形図をよく見直してみた。
登るとしたら取り付きの場所も限られてくるし、そもそも下沢観音の場所までそれほど距離が長くない。さらには等高線がゆるいので傾斜はきつくなさそうに見える。
これはちょっと調べてみる価値があるのではないか、という気になってきた。
これが始まりである。
近くまで歩く機会があったときに二度ほど下見を重ね、その日は三回目の下見調査のつもりで林道に入った。
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