続・奇跡
不思議な感覚だ。
ふと気づくと、悩みがなくなってしまった。
今までずっとココロにこびりついて一生剥すことなどできないと思っていたモノが、存在感を消している。
剥がれ落ちたような感覚なのである。
ココロがふわっと軽い。
だけど強烈な違和感だ。
こんな日が来ていいのか。
そんな信じきれない気持ちが漂う。
でもこれは事実であり、現実に起きている。夢ではない。
こんな日が来ていい。きっと人生ってこういうことになっているのだろう。
ようやくわたしも人生のそんなステージにたどり着いたのだろう。
人生って素晴らしいのかもしれない。
少なくとも自分にとっては真実味のなかったそんな言葉が、少しずつ信じられるような心境に変わっている。
ここにたどり着くまでのもがき苦しみあきらめてしまった膨大な時間さえ、人生で必要な時間だったんだと思えるようになっている。
人生に奇跡は起きる(と思えるようになった)。
人生って想像を遥かに超えて楽しく素晴らしく、そして美しいのかもしれない。
きっと、そうだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?