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シンプルに生きる 〜人生ロンド〜
おそらく、人生は極めてシンプルな仕組みになっているんだと思う。
複雑にしているのは自身の思考なのだろう。
余計なことや余計な考えを一切合切削ぎ落とし自分のココロに正直に生きれば、シンプルに身軽に生きられるのではないかと思う。
それが魂が幸せだと感じる生き方なんじゃないか。
けど、実際にはシンプルに生きるのは簡単ではない。シンプルに生きるには覚悟が要る。
生きている時間が長くなるほどいろんな荷物が増えてくる。
それは物理的で実質的な荷物はもちろん、人間関係や自分の思考(思い込みとも言える)など、切り捨てるのが簡単ではないものは想像以上に多い。
ほんとうは要らないものが多すぎて、自分にとって何が大事なものなのかわからなくなっているのが実情だろう。
これではココロが疲弊しても仕方ない。
心身ともに身軽に生きたいと思うならば、まずは新しいことに取り組むよりも要らないものを捨てるのが先だ。
捨てて捨てて捨てまくる。
それが一番の近道である。
一見意味があると思えないような作業も、実は自分にとって大事なことに気づく最短のプロセスになる。
例えは悪いが、ゴミ屋敷に新たな家具を入れても全く意味がない、ということなのだ。。
だから、断捨離がこれほどまでに注目されるのだろう。
単に物理的にものが減るということだけではない。
というか、ものが減ること以上に大きな変化が自分自身の内側に生まれてくる。
新しいアイテムを入れる前に、先に捨てまくらなければならないのだ。
これは真理である。
まず捨てる。
シンプルに生きるには不可欠なことだ。
これができれば、少なくとも現時点より心晴れやかに生きていけるはずである。
が、「捨てる」ためには「要らないものは捨てまくる」んだと覚悟を決める必要があって、これがまた悩ましいハードルなのだ…。