ランタナ

熱帯アメリカ原産の多年草または一年草
一般的に春から秋にかけて開花します。熱帯地方原産で耐暑性に強く、5月から10月の暖かい時期に花を咲かせます。品種によって異なりますが、真夏も休まず咲き続け、霜が降りる頃まで長く花を楽しむことができます。ただし、気候や環境によって開花時期は変わることがありますので、ご自身の栽培環境に合わせて育てるとよいでしょう。

クマツヅラ科の小花がたくさん集まって1つの花のように咲く植物で、別名「七変化（シチヘンゲ）」とも呼ばれます。花色は赤、ピンク、白、黄色、オレンジ色、バイカラー色（複合色）などがあり、徐々に花色が変わるのが特徴です。病害虫にも強く育てやすいことから、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。

カラフルなランタナ

白いランタナ

ただし、ランタナは生育旺盛で繁殖力が強いため、野生化しやすい植物です。種子から新しい株が次々と生え、短期間で庭を覆い尽くしてしまう可能性があります。根も太く深く張るため、取り除こうとしても完全に除去するのが大変です。このことから、世界の戦略的外来種ワースト100に指定され、日本でも環境省の生態系被害防止外来種リストに含まれています。

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