瀬場拓郎のXCOM2地球奪還作戦:7
やり直しだ!
とりあえず、ストーリーの進展は前回と同じところまで行きました。難易度はコマンダーですが、今回はアイアンマンモードじゃありません。もうやり直したくない。
ただ、少々最初の設定をミスりまして、
ここです! これはDLCミッションをやるかやらないかみたいな選択で、本来は上にチェックを入れるべきだったんですが、疲れていたせいで下にチェックを入れてしまったんです。
するとどうなるかというと―――
見て下さい、遠くに見える青い化け物!
こいつです! こいつは支配種と言って、前作の科学担当ヴァーレンが生み出した化け物らしいです。
支配種は3匹、こいつは一番弱いヴァイパー・キング。
で、この支配種の何が厄介かというと、こちらが何か行動する度にルーラー・リアクションという仰々しい名前を表示しては行動を起こしてきます。
つまり、こちらが何かするとターンに関係なく移動か攻撃をしてくるんです。基本的に相手にターンを渡さない戦い方をしなければならないXCOM2のシステムでは、こいつと接触して無傷で切り抜けるのは難しいと言っていいでしょう。
で、本来こいつらはDLCのミッションをクリアしないと出てきません。だから戦力が整うまで待つことが出来たのですが、今回、俺はそのチェックボックスを外してしまいました。
すると支配種はなんと時間経過で勝手に登場するのです。こちらの都合に一切関係なく!
幸いなことに、この支配種は一定量のダメージを受けるか、XCOMの人間をある程度殺すとワープゲートを開いてどっかに帰って行きます。ダメージはミッションを越えて蓄積されるので、いつかは倒すことが出来るというわけです。
このヴァイパー・キングは上のスキンヘッドの兵士に防衛戦で撃破されました。
倒した支配種からは、アーマー系の強力な装備を作成することも出来ます。
ヴァイパー・キングを撃破して、次に現れた支配種はバーサーカー・クイーンです。
こいつの力は圧倒的で、密集した我々の中に飛び込んでドッタンバッタン大騒ぎしました。クイーンの攻撃は兵士をスタンさせたり、意識不明にしたりするので、俺は何度かセーブデータをロードする羽目になりました。
それでもめげずに何とか頑張りました。
では、今回の兵士たちを紹介しよう!
彼はスネーク。潜入のエキスパートだ。
潜伏状態で敵地に潜り込み、部隊に敵の位置を教えたり、スナイパーの目となって攻撃の手助けをする。潜伏状態からのアンブッシュも得意だ。
一度見つかっても潜伏のアビリティで身を隠し、闇に溶け込んで部隊の目となることが出来る。XCOMの精神的支柱である。
彼女はホークアイ。XCOMの誇る天才狙撃手だ。
スネークとタッグを組んで、敵の射程外から一方的な攻撃を行うことが出来る。パニックを起こして右往左往する宇宙人は見ものだぞ。
ヴァイパー・キングの死骸を利用して作られた装備を着込んでからは更に恐ろしい存在となった。アーマーに由来するフロストバイトは行動値を消費することなく敵を凍らせて、しばらく動けなくする。支配種に有効だ。
狙撃手らしからぬピンク色の装備は、彼女によれば敵を挑発するためのものだそうだ。
彼はキングスレイヤー。ヴァイパー・キングを殺した伝説の男だ。
しかしその実態は、まだ自信のない若者に過ぎない。スネークを師匠と仰ぎ、早く一人前の遊撃手になることが目標らしい。
スネークと違って、潜伏ではなくラン&ガンを中心とした攻撃的な立ち回りが得意だ。
彼はガーディアン。敵のカバーを破壊したり、監視射撃でナイスなアシストを行う部隊の守り神だ。
いかついヘルメットをしていて素顔が見えないが、性格は優しくて温和、面倒見の良い世話焼きタイプである。
アビリティはバレットヘイルを選択した。全弾を撃ち尽くして100%の確率で弾丸を命中させるこの技は、ガーディアンの代名詞と言っていいだろう。
彼はドクター。
支配種との交戦には、怪我が付きものだ。その怪我を直すため、医療関係の全てのアビリティを習得した、彼こそまさにドクターだ。その証拠にマスクをしている。
彼の医療技術は支配種との戦いだけでなく、不意の乱戦にも助けられた。一度心肺停止に陥ったスネークを、瞬く間に治療して復帰させたときは「こいつはフランケンシュタインか」と思ったね。
彼はシールド。ガーディアンの後輩だ。
新しいもの好きで、新型のEXOアーマーが開発されたと聞くと、いち早く聞きつけて装着させて欲しいとお願いされた。
ガーディアンと違って、撃った対象をマーキングして命中率を上げるホロターゲッティングのアビリティを持っており、どちらかといえばサポートに徹する戦い方をする。
彼女はキャプテン。遊撃兵としてはスネーク、キングスレイヤーに次ぐ実力者だ。
精神的に弱い部分があって、よくパニックを起こすが、それさえなければ安定して敵を倒す、まさに遊撃手を体現する存在となりえるだろう。
アーマーのカラーリングはキャプテン・マーベルを意識してのことらしい。よく見ればそんな気もする。
こいつは足手まとい。
敵に見つかるわ、射撃は当たらないわ、とにかく味方の足を引っ張ることしか考えていない。正直、なんで未だに解雇していないのか不思議だ。
おそらく何かの間違いで、たまたまXCOMに入隊してしまったのだろう。こんな奴でもいないよりはマシである。それがXCOMの悲しいところだ。
今回は彼らと一緒に地球を奪還しよう。
よーし、やるぞー。
VIPを連れ、敵を蹴散らし、回収地点へ急ぐ。
屋根を上った先に何かいるんですけど~。まだバーサーカー・クイーンも倒していないのに誰ですかあなたは~。
「グハァー!」めちゃくちゃやりやがる。
ちょっとこれもう無理でしょ。
セーブデータをロードしてやり直す。
最強メンバーで支配種に立ち向かう。
部隊を壊滅させられました。何回もやり直しましたが、どうしても勝てません。というか制限時間にシビアな救出ミッションと支配種は相性が悪い。ちなみに救出ミッションで制限時間内に脱出できないと、脱出出来なかった隊員は敵に捕まって使えなくなってしまうのだ。
この任務、断ろう!
任務を断ると、レジスタンスとの接触が絶たれてしまう。
ちなみに今回は開幕で研究所を建設し、研究能力をブーストしている。
間髪入れずに次のミッションが舞い込んできた。
ハゲ、もといタイガンがコーデックスにスカルジャックを使ってハッキングしろという。
果敢に敵の真っただ中にドクターが突撃!
「なんや! なんや!」と、戸惑う宇宙人。
コーデックスにザクーと突き刺さるスカルジャック。
「なにしとん! なにしとん!」と、慌てる宇宙人。
で、コーデックスをハッキングすると現れるのがこいつ。
その名もアヴァター。
「誰やねん! お前!」と、電柱の影に隠れる宇宙人。
アヴァターは攻撃されるとあちこちにテレポートするので、それを追いかけつつ―――
撃破!
ミッション目標も回収したし、これで完了かと思ったが、ミッションが終わらない。
建物の影に隠れているんだろうか。部隊総出で戦場を探索する。
隠れていた敵を発見する。あなたでしたか。
死闘開始。
空からミサイルを降らせるアーコン・キング。
もうめちゃくちゃ。
かろうじで体力を半分近くまで削って、犠牲者も無く追い払うことが出来た。
部隊ボロボロ。
続く。