瀬場拓郎のXCOM2地球奪還作戦:9
前回はガンスリンガーの奴がよりにもよってヴァイパー・キングのアーマーを着たまま殺されてるという失態を演じたので、直前のセーブデータからやり直しました。
ガーディアン、大佐になる。
ドクターも大佐に昇進。おめでとうございます!
補給物資も貯まったし、シャドーチャンバーをアップグレードだ!
じゃないとタイガンのやることがもうない。
手持無沙汰だとぶつくさ文句を言うタイガン。分かったから早くこのアーティファクトの解析を進めてくれ。
性能試験室がアーコンキングからアーマーを作成した。誰に着せようかな。
そうこうしているうちにタイガンがサイキックゲートの研究を完了してなんか起動した。どっかに繋がったようだ。防護服を着ないで大丈夫か? 頭をもっと防御した方がいいよ。危ないから。
シェンがドローンにコーデックスの脳を搭載して、ゲートに突っ込ませようとする。見た目、ドローンにコーデックスの頭が乗ってるだけに見える。雑!
ドローンがゲートに突撃! ギューン!
数秒も経たない内に吐き出されるドローン! ガシャーン!
どうやらゲートを通過するにはコーデックスの発する信号とは別に、特定の遺伝子が必要であることが判明する。
いよいよアヴァターの解剖に着手する。
どうもアヴァターは人間と宇宙人の親玉、エルダーのハイブリットのようだ。それはそうとなんで服を着せたまま解剖してるんだろ。
いつも思うけど宇宙人を解剖して得られた成果がどう考えても解剖とは関係なさそうなんだよね。ミュートンを解剖するとプラズマグレネードが解禁されるけど、それ奴らの装備じゃん。
結論、タイガンは解剖がしたいだけ。
タイガンの性癖が判明したところで次のミッションだ。
ガンマンを少しカウボーイっぽくしてみる。
アーコン・キングのスーツはスネークに着せることにした。異形と化すスネーク。怖い怖い怖い。
あ、頭のやつは着脱可能なんだ。うん、そっちの方がいいよ。安心する。
XCOM! 出撃だ! 伍長は報復ミッション以来の参加だっけ? まぁ力抜けよ。
降下後、さっそく村人を発見。
ガンマンのピストルが火を噴く。見てろよ伍長。
アンドロメドロンに2発撃った後、視界内の敵すべてに射撃するフェース・オフのアビリティを発動するガンマン。たった一人による計5発の射撃に敵はもう壊滅寸前である。
「こんなの絶対おかしいよ」と、言いたげに絶命するアンドロメドロン。でもおじさんはねぇ、もっとおかしい攻撃をお前らから食らっているんだよ。
などと余裕をぶっこいてい建物に突撃したら、同時に2部隊から接触を受けるXCOMチーム。5対6、しかも相手の一人はゲートキーパーだ。
ところがシールドのバーサーカー・クイーンで作られたアーマーを目撃してミュートンがパニックに陥る。
ゲートキーパーに発砲。
「なにすんねん!」
以降、足手まといが撃った燃料タンクの爆発が凄すぎてシールドとスネークがダメージを受けたり、
スネークが先行しすぎて新たな部隊を起こしたり、
ちょっと増援まで来た。やめてよ!
伍長がアンドロメドロンのパンチを計3発くらったが、耐える。すごい。
何とかボックスをハッキングして―――
全員生還。今回は本当に危なかった。スネークとシールドの負傷は足手まといによるものだけど。
アヴァターの研究が完了する。DNAの解析も終わって、サイキックゲートを通過するのに必要な遺伝子配列を特定したらしい。
「完璧だ。これでアヴァター計画を完全に叩き潰すことができる」
そうなの? 俺ちょっと未だにアヴァター計画が何なのかよくわかってねぇんだけど。
ふむふむ。
ふーん。
ほーう。
へー。
すいません、またもや説明させてください!
まず最初のストーリーミッションで入手した小瓶。この小瓶には100万人分の人類の遺伝情報が入っていました。
で、小瓶の情報を元に発見した極秘施設で我々は検体を発見しました。この検体は、人類の遺伝子を集めて作られた何かの土台だということが分かります。アドヴェント兵士の金型に使われているのと同時に、研究の結果、宇宙人がサイキックの素養が高い人間の遺伝情報を集めていることも判明しました。
並行してXCOMはコーデックスの残骸を回収して、解析を進めました。研究の結果、コーデックスを使って宇宙人の使う超能力で使うインターネットにアクセスして情報を引き出そうとしますが、詳しいことが分かる前に自爆されてしまいます。
ですが、成果もありました。宇宙人の親玉エルダーはどうやら病気で死にかけており、いくつもの星を滅ぼしてはその土地にいる生物を仲間にして最終的に地球に辿り着いたようです。
また、謎の座標を入手出来ました。そこにあったのがサイキックゲートです。
このサイキックゲートとコーデックスの信号を利用して、タイガンとシェンはエルダーの本拠地に突入できるのでは? と考えたようです。ですが、その目論見は失敗しました。鍵が欠けていたからです。
そのカギこそこのアヴァターです! どうもエルダーは死にかけた肉体から精神をこのアヴァターに移植して生き延びようとしているようです。エルダーたちのアヴァター計画とは、最終的に適正のある人類の体に自分たちの精神を移植して乗っ取る計画だったのです!
そんなことをされる前に、とっととエルダーを倒さなくてはなりません。
じゃあ、エルダーの本拠地に早く突撃したいところですが、鹵獲した死骸は使い物になりません。ですが、小瓶、土台、コーデックスの信号、アヴァターの遺伝子情報と、実は今までの戦いで新たにアヴァターを作る材料は揃っています。
しかしアヴァターの体を複製してもそれを動かす人間が必要です。しかし宇宙人のサイキック・ネットワークに接続できる高い適正をもつ人間でなければ最悪死にます。
いったい誰が………。
ん? どうした2人ともこっちを見て。
何かを察するセントラル。
そう、実はコマンダーこそ、宇宙人が探し求めていたサイキック適正のもっとも高い人類だったのだ! アヴァターを操縦できる可能性があるのは、彼しかいない!
当然、コマンダーのことが大好きでしょうがないセントラルは反対するが、他に選択肢はない。このままでは人類はエルダーに乗っ取られてしまう。
すると評議会の人から連絡が入って、宇宙人がアヴァター計画を最終段階へ進め、サイキック適正の低いいらん人類を殺す計画を立てていると語る。
評議会の人はネットワークタワーのアクセスコードを入手、これで世界中の人に放送を通じて真実を知らせて欲しいという。
時間切れ? どういうことですか? ドアの叩かれる音が響く。
蹴破られるドア。
評議会の人おおおおおお!
銃声で通信は途切れる。初回プレイのときは「こいつ途中で絶対裏切るだろ」と思っていたが、最後まで人類とコマンダーの味方だった。
最後のミッションが始まる。後戻りは出来ない。
続く。