SATISFACTORY ~満足工場製品版~⑤
前回までのあらすじ
イカロスの如くドローンに乗って飛ぼうと試みてあっけなく墜落した瀬場拓郎は、落下ダメージもなんのその、溶融モジュラーフレームの増産に着手する。
溶融モジュラーフレームの第二ラインを完成させたら、今度はニューラル量子プロセッサーだ。こいつはスーパーコンピュータを使うので、まずはスーパーコンピュータを供給するラインを作ることになる。
励起フォトニック物質、ダークマターの残留物、液体だか気体だかよくわからない物質を、産業用貯蔵タンクがすべて飲み込んで生産は進んでいく。
溶融モジュラーフレーム第二ラインの生産が停止した。
何故だ!
原因はアルミフレーム筐体の不足である。
何で足りないのかというと、もともとはこの、逆位相放射線なんちゃら工場のアルミニウムインゴットがオーバーフローした結果、本部の電磁制御棒のラインに混入したものを溶融モジュラーフレームのラインで処理しようとしたため、大元の逆位相放射線なんちゃら工場のアルミニウム需要が高まった結果、アルミニウムインゴットが本部までいかなくなったのである。
で、なんで逆位相放射線なんちゃら工場でアルミが足りなくなったのかというと、前々回でスーパーコンピュータのボトルネックであるコンピュータの生産を増やすために、いろいろ調整した結果、効率的にコンピュータを生産できるようになりました。
その結果、無線通信システム用のコンピュータも増産され、今度はアルミ筐体が新たなボトルネックとなって不足してしまったということです。
ここら辺、プレイしていないとわからない間隔かもしれませんが、遅い部品を待っているために早い部品は蓄積していくんですね。
その結果、オーバーフローという現象が起こるわけですが、遅い部品が早い部品となった結果、相対的に従来供給していた部品が遅くなって立場が逆転したということです。
Q:じゃあ、どうするんですか?
A:アルミニウムのインゴットを増やすしかあるまい。
地図上に存在する未採掘のアルミニウムを結集して、なんとか生産を増やすんだ。
ただ、アルミの生産には石炭も必要になる。水もだ。
つまり、俺はアルミだけでなく石炭や水も引っ張らなければならない。
アルミっているのは面倒くさい物質なんです。
「アルミをよこせ!」バキバキ!
「石炭はもらうぞ!」ボコボコ!
「水を吸い上げるぞ!」ゴクゴク!
そういえばインゴットに生成にはシリカも必要なんだったな………。
めんどくせぇ、めんどくせぇゲームだなオイ!
文字通り道をチェーンソーで切り開いていく。
そうこうしているうちにニューラル量子プロセッサーが溜まった。
それに引き換え溶融モジュラーフレームはだめだめだ。
手動でアルミ筐体を入力する。
アルミの生産現場に近いダスクマーク発電所へ帰還する。
もう一度、ドローン乗りに挑戦だ。
が、ダメ!
どうしても軌道エレベーターに激突してしまう。
待てよ? 激突するのが落下の原因なら………。
逆方向の、軌道エレベーターに接触しないルートなら同乗が可能なのでは?
やってみよう。
おお、行ってる行ってる!
おお、無事についた。
行けるんだ!
遊んでないでシリカの供給を確保しましょう。
で、石英の鉱脈はどこだ?
あんなところにある。
崖下じゃないか!
(工事中)
(工事中)
シリカのラインを引く。
っていくかそもそもシリカの過剰生産で、もとのアルミ生産も滞っていた。
この余剰分を新しい生産拠点に回せばいいじゃん。
水のバルブも全開ではなく全閉になってる!
だめじゃん。
やるだけはやった。
これで溶融モジュラーフレームの生産が出来ればいいが。
今回の一件でずいぶん爆薬を使ってしまった。
面倒くさいから、黒色火薬を本へ引き込もう。
あ、時の結晶が無くなってしまった。
溶融モジュラーフレームが溜まるまでの間、時の結晶を増産しましょう。
傷つけあう人々の工場近くに高純度の石炭の鉱脈があるから、これをまずダイヤモンドへ変えてやるぜ。
アルマジロの群れだッ!
恨みはないが死んでもらう。
っていうか、なんで鉱脈の近くにいつもいるんだ?
鉱脈を食べているの?
とりあえずここら2つの鉱脈を使ってダイヤモンドをまず作ろう。
地面を爆薬で均す。
植物を爆破したらシルエットだけになった。
並行植物かなんかかお前は。
スクリーンショットがないのでわかりずらいが、石炭→ダイヤモンドまでのラインをくみ上げた。
粒子加速器を使うから、電力が心配だがキャパシティにはまだ余裕がある。
まだしばらく溶融モジュラーフレームが溜まるまで時間があるので、採集に興じよう。
しばし時間をつぶす。
飛び掛かる蜘蛛を捉えた貴重な映像。
怖い!
溶融モジュラーフレームはいまのところ342個、目標まであと158個である。
時間がもったいない。
軌道エレベーターに納品する部品の一つである、AI拡張サーバーのラインを組み上げる。
拡張サーバーの部品の一つである重ね合わせ発信機である。
芸術品みたいな形をしている。
生産されるAI拡張サーバー。
溶融モジュラーフレームよりも早そうだ。
続く。
前回までの満足工場はこちら↓