瀬場拓郎のXCOM2地球奪還作戦:3
前回は人員を死なせすぎたので、セーブデータをロードしてやり直すことに。
前回は乱心して味方を2人も切り殺した(これは戦力の半数である)長官だが、今回は順当に活躍し―――
昇進を果たした。キャラクターは昇進すると2つのアビリティの内、どちらか1つを取得できる。このブレイドマスターは剣のダメージと命中が上がるのだが、散々話してきた通り遊撃兵の持っている剣は玩具なので取ってはいけない!
タイガンに宇宙人の死体を研究させる。彼はノリノリで宇宙人を解剖する。頭部をもうちょっと防御した方がいいよ!
給料、もとい月々の物資が振り込まれる。
今の人員の様子はこんな感じ。日本人が2人いる。
あやふやな経歴だな。真実を教えろ!
なるほど、通りでカラーリングがウルトラマンなわけだぜ!
古参のスナイパー。お前のコードネームはゴルゴだ!
はりきってミッションへ行くぜ!
グエー! ゴルゴが死んだ!
そうこうしている内に宇宙人がまた変な施設を作った。こういう施設を破壊していくことで、アヴァター計画を遅らせることが出来る。
ブラックマーケットに接触。
ここでは宇宙人の死体とかを売って物資を稼げる。宇宙人の死体なんてどうするつもりなんだろうか。
試しにアドヴェント・トルーパー(黒い兵士みたいなやつ)の死体をいくつか売却しよう。
磁力ライフルの研究が完了したので、装備をアップグレードだ。強力な装備は攻撃力もさることながら、命中率も上がる。
こんどは相手のVIPを誘拐するミッションだ。
敵を新兵器で倒し、VIPを殴り飛ばして気絶させて拉致。
「へっ、あばよ宇宙人共」
満身創痍。
怪我をすると兵士はトラウマを負ってパニックになったりする。よほどショックなのか、クソエイムは前髪が禿げ上がってしまった。克服するには無傷でミッションを成功させなければならない。
物資も貯まったし、ショットガンを強化……ってあれ?
技術者が2人必要?
いつもなら、この段階では技術者が2人くらい集まっているもんなんだが。
大丈夫だ。科学者と技術者は本部で採用できる。どっちを採用できるかはランダムなんだが……。
まて、ブラックマーケットでも採用できる
ちょっと、何この科学者ラッシュ。詰んでるだろ。
運がなさすぎだろ。ミッションで採用するか、来月までまたないとだめか。
先進戦闘センターを作る。ここではアビリティの再訓練をしたり、昇進の際に一定の確率で兵士が他の兵科のアビリティを覚えたりする。
だが基本的には病院みたいなもので、技術者を配置すると兵士の回復スピードが上がる。
次のミッションだ!
相変わらず裸で戦場に出たがるXCOMの兵士たち。
「ヒエー!」意識不明にさせられて、あられもないポーズで横たわる兵士。死んでないけど、このミッションでは死んだも同然である。
「グエー!」ウルトラマン好きの女子が死んだ!
間髪入れずに宇宙人が報復を仕掛けて来た。
アタッチメントの編集。銃がパワーアップするとアタッチメントが2個つけられるようになる。
出撃せよ! XCOM!
ダララララーン!
新しい宇宙人の登場だ! こいつはミュートン。宇宙人の歩兵的存在である。こいつが出てくるのは本来、序盤を過ぎたあたりなのだが、色々とまごついて俺はまだストーリーミッションを1つもクリアできていないぜ!
ちなみにこいつはグレネードをよく使うが、それがいかに恐ろしいことであるかはプレイ日記を熟読している読者諸氏にはお分かりだと思う。
いつも通りドンパチやって―――
ミッション完了。兵士たちの顔にも笑みが浮かぶ。
「どうしてこいつ上半身裸なんだ?」
と、ロン毛は隣で葉巻をくゆらせながら思うのであった。
しかし一見、平気そうに見える彼らであるがかなりの重傷を負っている。余裕の笑みの裏に、激しい痛みを抱えていたのだ。
次のミッションの報酬は技術者だ。
何でか知らんがこのセーブデータでは技術者が一向に出てこないので、これはかなり貴重だぞ。
成功しなかったらロードしてするからな!
スナイパーの能力デッドアイ。
命中率と引き換えに攻撃力を増加させる。
普通に撃っても即死しないし、ここは行くべきか………?
駄目だよね。
「………」
再び外すスナイパー。
「この銃ぶっ壊れてんじゃねぇのか!」
銃のせいにするんじゃない。
諦めてピストルを撃つ。
当たった。お前ずっとピストルだけ撃ってろ。
無事にミッションが完了して帰還する一同。
技術者も手に入ったから、新しい武器が作れるぜ。
謎の男の多彩な戦利品を漁る。
クソエイムをお見舞いする2人の兵士。こいつ意外と人望があるのか。
一方、ロン毛は1人、バーで亡霊のように立っていた。死んだ仲間を想っているのか。
前回、狙撃を失敗しまくった兵士。お前も日本人か、肌黒いな。ちょっと経歴見せてみろよ。
ふーん。よし、お前のニックネームは黒男だ。
お前もちょっと昇進したから、ニックネームの参考までに経歴見せろよ。
なんだこの経歴(未編集)!
お前のニックネームは当たり屋だ。カラーリングも明るく変えてみた。
どう?
次のミッションだ。目標は軍事輸送機の急襲、つまり敵を皆殺しにして物資を奪うこと! 強盗だ!
また新しい敵が出て来た。こいつはアドヴェント・シールドベアラーと言って、敵にシールドを張ることを優先してこちらを攻撃しない聖人のようなお方である。
ウゲェー、ヴァイパー(蛇)が毒を吐いてきた! この毒、食らうと自然治癒するか回復アイテムを使わない限り1ターンにつきダメージをいくらか与えてくる。
しかも厄介なことに、味方に隣接すると伝染する病気みたいな性質を持つ。
こんな害獣は駆除だ!
研究も完了して物資も貯まったので、今度はアーマーのアップグレードを行う。試着しているのは我らがクソエイム。これで兵士の体力がかなり上がったぞ。
武器も防具も強化したので、いいかげんストーリーミッションを攻略する。宇宙人の極秘施設へ潜入だ!
出撃だ! XCOM! アーマーをアップグレードしたから、持って行けるアイテム枠も増えたぜ! まぁ、俺らは貧乏だから持って行けるアイテムが無いんだけどよ!
出撃する前にお前のニックネームを決めたいな。彼もアーマーをアップグレードした弊害(?)で、こいつもさすがに上半身にアーマーを着込むようになった。
なるほど、お前はサンバマスターだ!
施設へ潜入を始めるXCOMたち。
床板越しに敵を射撃するという技を披露するサンバマスター。当然ながらそんなかくし芸みたいな射撃は敵に命中しない。
装備を更新し、経験を積んだ彼らは、命中率100%という数字を叩き出す。
彼らは確実に強くなっているのだ。
施設へ潜入するXCOM。宇宙人共はこの地球に来て20年も経つというのに、未だに各地から人間を拉致して非人道的な実験を行っているようだ。
許せんとばかりに、宇宙人の兵士を撃ち殺していくXCOM。
勇敢なサンバマスターは、得体の知れないサンプルに手を伸ばし、回収を行う。
「ここは人間のいるべき場所じゃない」と、吐き捨てるセントラルは、サンプルを回収したXCOMに撤収を支持する。
壁をグレネードで破壊して脱出だ。
ギョーン! と敵の増援がやってくる。
「なんだシールドベアラーか」
果敢に敵を打ち倒して脱出地点へ向かう。
脱出するXCOM。この瞬間が一番落ち着く。
今回も全員、生きて帰れてよかった。
が、輸送機を降りた彼らは直ちに病院へ送られるのだった。
続く……。