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瀬場拓郎とヴァシリのRAFT漂流生活:1

 今回のゲームはRAFTだ!

RAFTとは?

 RAFTはRedbeet Interactiveの開発する、洋上サバイバルゲームだ。2021年2月現在、まだ早期アクセスゲームの段階であり、開発途上である。それ故に色々と不備があるが、このゲームはどこかほんわかした雰囲気があり、殺伐としたゲームに疲れた我々はバカンスではないが、この鬱屈した日々の癒しをRAFTに求めたのである。
 他にも詳しい説明を書こうと思ったが、なにぶんまだ開発途中なのでこういうことしか書くことが無いのだ!

それではゲームスタート!

 開始直後、フックロープを片手に2×2マスのいかだに放り出される俺。

 このゲームはこのフックロープで漂流物をこんな風に引き寄せていかだを拡張していくゲームなのである。

 するとヴァシリが俺のいかだにスポーンしてきた。狭い狭い狭い狭い!

 その直後、サメがやってきて、スクリーンショットを撮る間もなくいかだを食っていった。このゲーム、ぼんやりしているとサメがやってきて、こういうことをするのである。

 間髪入れずにサメがまたいかだを食いに来た。ちょっ、やめないか! これを齧られたらいかだは残り2枚。いきなりピンチである。
 
辛くも槍で撃退して難を逃れる。
 ちなみに難易度はハードでやっております。ハードだと、死んだ場合スポーンせず、フレンドにベッドまで運んでもらわないと復活できない仕様になっている。

 2人ともやられたら終わりなのだ!

 とにかくヴァシリと2人で大急ぎでいかだを拡張していく。

 また、人間生きていると喉も乾くし腹が減る。この洋上でどうやって食料と水を確保するのか?

 まず、水は簡素な洗浄機で製造できる。こいつに空のカップで汲んだ海の水を入れて、蒸留することで真水になるのだ。

 海水を真水にしているところ。

 夜でも容赦なくサメは来る。やめろ馬鹿!

 ちなみに食料はこいつです。この樽の中にジャガイモビートっていう野菜が入っていることがあるので、そいつを焼いて食べる。ビートとは聞きなれない野菜だが、調べてもよく分かんなかったです。
 こいつらを簡素なグリルで焼いてくう。

 ヴァシリがたくさん作ってくれました。

 そうこうしている内にまた、いかだの一角をやられた。

 とにかくガンガン物資を集める。それにしてもこの世界の海は色々なゴミが浮かんでいて汚い。

 食べ物をいつ流れ着くかも知れぬ野菜に頼ってばかりもいられないので、いかだの拡張をヴァシリに任せて釣りをする。

 ニシンを釣る。

 焼く。うっ、餓死しそうだ! 食べ物のゲージが減少して視界が狭まる。

リサーチテーブルを作成する。こいつで素材を研究すると、作れるものが増えていく。

 たまに無人のいかだが漂流してくるときがある。このようないかだには物資が貯めこまれているので、積極的に回収しよう。
 パドルを漕いで接近する。

 ネットを作る。こいつは触れた漂流物を片っ端から貯めこむので、重宝する。
 だいぶいかだも発展してきた。

 やめないか! 2匹のサメが同時にいかだを齧る。襲撃のペースが速いと思ったらお前ら2匹いたんだな! せっかく作ったネットを食われる。

 帆を建てる。こいつがあれば、風向きに沿ってある程度、いかだを加速させることが出来る。

島への上陸

「船長、島が見えます!」
 ヴァシリが叫んだ。俺が釣りをする手を止めて行く手を確かに島が見える。
「上陸しますか?」
「もちろん!」

 パドルを漕ぐ俺。

 島が近づいてくる。この調子でパドルを漕いでいたらさぞかし腕の筋肉がつくであろう。

 無論、いかだは放っておくとどこかへ行くので、ちゃんと停泊させるためにはアンカーを用いる必要がある。このバケツに石を入れた簡素なものがそうである。一番、レベルの低いアンカーゆえに使い捨てである。

 島へ上陸する。島と言うよりは環礁みたいな感じだけど、ここでは色々なアイテムが採取できる。島の上にはスイカパイナップルがなってたり、木を切り倒せば椰子の実厚板が手に入る。海底には金属鉱石など、各種鉱物資源も存在する。

 島から我々のいかだを見下ろす。まだまだみすぼらしいが、これからもっと発展していく事だろう!
「ぎゃああああああああああああ!」
 そのとき、絹を裂くようなヴァシリの悲鳴が俺のスマホから響いた。
「何事だ!」
「死んだ!」
「えっ?」

「あっ、本当だ。死んでる」
 
写真中央のゴマ粒みたいな点がヴァシリの死体である。このゲーム、ハードモードでプレイすると、死んだときは死体を他のプレイヤーにベッドまで運んでもらわないと生き返れないのである。
 
つまり2人共死んだらゲームオーバーだ!
 どうもヴァシリは海に入っているところをサメに食べられてしまったらしい。
 無論、このまま俺も突入すればサメに食い殺されるのは目に見えている。ここは一度いかだに乗り込んで、洋上へ繰り出すか。

 などと考えていたらヴァシリの死体が突如、消失。

 動揺しつつもいかだに帰還すると、砂浜にいるという。どうも洋上から近くの島へスポーン出来るらしい。
 まぁ、いいや。とにかくベッドを作ってヴァシリを蘇生させなくては。

 まずはベッドの材料を―――ってまた来た。このバカチン!

 ベッドの材料を集める。

 ヴァシリが復活した。ベッドを作っている最中に齧られたいかだの復旧をしてもらおう。

サメを倒す

 いつも通りいかだを齧りに来るサメ。「えい! えい!」と槍で突いたら突然、コロッと死んだ。無敵と思われたこの怪物にも体力が設定されてるのだ。

 死んだサメからEで肉を剥ぎ取る。『長押しでを持ち上げる』と表記されているが、このゲームの翻訳は前編通してまだまだこんな感じである。気にしない。

 サメの肉と頭を回収する。
「サメ肉ってアンモニア臭がすごくて食えないって聞いたけど」
 ヴァシリはそう言うが、新鮮なものは食べられるて美味しいらしい。四国大戦逆打ち1でもそう書いてある。

 回収したサメの頭。『サメの残りはどこへいってしまったのでしょう?』という呑気なフレーバーテキストが表示されている。知るか。肉になったんじゃないの?

いかだの発展

 洗浄機を増やす。水分の減少量と供給が追い付いていない。

島だ!

 サメの餌を投げておびき寄せる。右の魚の束がそれです。

 夢中で餌を食べるサメさん。

 今の内に海底資源を集める。海底には石、金属鉱石、粘土、砂、スクラップ、海藻など大切な素材の宝庫となっていることは先程説明した。
 妙なことに、海上でゴミを引き寄せるのに使うスクラップフックを用いてこれらの採掘を行う。初見はこれに気づくまでだいぶ時間がかかった。今でも少しおかしいと思っている。普通に拾えよ!

 粘土と砂を使って濡れたレンガを作る。こいつをいかだに置いてしばらく乾かし、ドライブロックにするのだ。
 ちなみに隣にあるのは釣りをするとたまに出る靴で、植木鉢の役割を果たす。

 すると次の瞬間、無慈悲なサメがいかだを齧ってレンガに肉薄する。
「やめろバカチン! あっち行け!」
槍が壊れたのでひたすら悪口を言うしかやることがないのである。

 ドライブロックが出来たので、こいつを研究して作れるアイテムをアンロックする。

精錬炉を作る。こいつでガンガン鉱石を焼こうぜ。

花壇を作って作物を栽培する。

グリルを作った。これでナマズやサーモンなどの中型魚も焼ける。
「ナマズって海にいたっけ?」というもっともな疑問をヴァシリが口にした。

 従来のグリルは壁を作ってこんな風に設置できる。おしゃれ!

 いかだの現状はこんな感じ。

続く。

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