環境の変化に伴いそれに的確に対処して時流にのる企業が勝ちます。 #546
言い換えたら、早くからその準備に努力を傾けたところが生き残れるねん。
その準備って、他社とどんだけ差がつけれらるかっていう差別化やで。
環境変化に対する商品政策の差別化は、
1)値入(プライシング)技術による差別化
2)集荷体制づくりの差別化
3)バーティカル・マーチャンダイジング活動の差別化
4)サプライ・システムづくりの差別化
の4つを含んでるんやで。
1番の基本対策は、値入の技術やんか。
この技術対策だけで粗利益率が15%以上も変わるんやで。
ちょっとくらい安い仕入が出来ても、この技術がなかったら、客が受け入れやすい廉価は出せへんし、企業としての利益につながらんねん。
値入で最も下手な例は、品種ごとの一括値入やで。
この品種は、全て仕入原価の1.2倍とか1.5倍とかのやり方の事やねん。
品目別に値入率を変えることは基本技術のひとつやねんけど、これの徹底がディスカウンティングにつながるんやで。
例えば、同じ工業で出来た衣料AとBが製造原価はたまたま同じやとしても、売価が同じである必要はないねん。それぞれいくらやったらよく売れるのかを、慎重に検討すべきやねんで。
品目別値入、単品別値入を徹底して、同じ仕入原価でも柄が違ったら売価を変えて、同じ柄・同じ風合いでも色使いが少しでも違うと、売価は大きく開くものやねん。
この値入率のあるべき形は、一つの品種内で最高の単品と最低の単品との間で15ポイント以上の格差がつけられることやで。
一番高い単品が35%やったら、一番低い単品は20%ってことやねん。
値入率は単品ごとに変えるねんけど、異なる単品でも客にとって同じ値打ちやったら同一品目やねんで。
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