特売で売られる品目は第一に、よりホットな品目が望ましいのです。 #636

ホット品目とは、どんどん売れ始めている新製品のことやねん。
ベンダーが「売れ始めてます」って勧める品はホットやとは限らへんし、バッタ品はなんぼ安くてもホットとは言わへんねん。

第二に、品目数の5％に当たるものをマス化特売にかけてや。
売れの残りの在庫処分やのうて、ホットをもっと過熱させる特売やで。
マス化生産で一挙に原価を下げて、値引きで減少した粗利高を一挙に取り戻す作戦やねん。

第三に、取り扱い全商品部門ごとに用意してや。
特定の少数部門だけホッタープライスやホッターアイテムを集中させる方法では、イベント特売になってもESLPにはつながらんで。

第四に、ホッターアイテムはステープル（13週継続陳列）品目だけから選ぶのと違うで。
短期間しか扱わへんシーゾナル品目も、ホッターアイテムにしてや。

第五は、この品目が品切れしないことやで。
品切れしたら、後でお客に渡せる仕組みがいるねん。
「レイン・チェック」方式を参考にしてや。
アメリカでやってるやんな。
一割程度のデポジット（前渡金）で登録して、1～2週間後に取り寄せるってやつ。
「売り切れてますねん。もっと早よ来てや」は、あかんねん。
ESLPが信頼されるのは、お客に約束したものを必ず提供するからやで。

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ほなねー