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売上を増やせば収益低下は避けられると思うのは、実は単純な間違いです。 #522
「減収増益体質をつくる」これやで。
売上高が減っても増益になる、つまり収益率が上がること、これが今最も必要な経営体質やねん。
不況だからっていう外的要因は、あんまり関係ないねん。
ビジネスって常に、増収増益では危険なんやで。
前期比で売上高が90%やったら、経費は85%でなかったらあかんねんって言う考え方やねん。
小売業でもフードサービス業でも、売上高が110%になったら、トップは関係者を褒めるやんな。
そやけど、多くの場合って、売上高が110%になったら経費って115%になってるやん。収益率は悪化してるやんな。
そこを検証せずにトップは関係者を褒めてるねん。
経営者が「売上高主義ちゃあうで、収益主義やねん」って言いながら、現実には売上高を評価の尺度にしてるやんな。
売上高の低下率が大きい関係者は、本当は収益率が上がってても、叱責されてるやん。
収益率の低下って、『粗利益高に対して経費の比率が高い』ただそれだけやねん。
粗利益高の80%で経費を収める努力が高収益への道筋やで。
経費を抑えることで一番簡単なのは、作業量を減らすことやで。
人時数を減らすことやんか。従業員の頭数と違うで。
どうやって、人時数が減るかは、品目数を減らしたら、ひとりでに人時数は減るねん。最も簡単な方法やで。覚えとってな。
一番やったらあかんのは、責任者の権限を増やすことやねん。権限を増やしたら、実際には品目数と作業人時間数を増やす工夫をしだすねん。
「勝手にやっていい」「任せる」などと一任されたら、どうしても新しいことを追加するもんやで。
方法を変えて、作業を入れ替えるんやったらいいんやけど、止めずに新しいことを追加するやんな。
追加したら、品目数か作業人時数、あるいは両方が確実に増えるねん。
そやから、収益率はさらに低下するねんで。
気をつけてや。
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ほなねー
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