After Life 【感想】
2023年7月10日(月)に新国立劇場 中劇場にてAfter Lifeを観劇しました。
座席自体はほぼ最後列って感じのところだったのですが、双眼鏡をちゃんと持って行ったので表情までハッキリ見えました!良かった〜
〜感想〜
上田くんあんなにニコニコして優しく喋る役初めてだよね!?可愛すぎる〜!
事前のインタビューとかで笑顔の練習をしたって言ってたけど、確かに接客スマイルになってたなぁとしみじみ。
あと一人称『僕』なのやばくない?? 圧倒的保護対象…
序盤の優しいニコニコお兄さんからの、終盤の激昂ワガママ泣き虫ちゃん(語弊)へのナチュラルな変化が刺さった
入りだしは落ち着いた喋りだったから情緒安定してる役かと思いきや、後半は情緒かき乱されていた
やっぱり上田竜也はこうでなくっちゃね…!
衣装もめちゃくちゃ似合ってたな〜!!
頭小さいし脚長いしスタイルめっちゃ良かった
そういえば上田くんって股下85cmで身長の50%が脚でしたね…。そりゃあ脚長いわ
そういえば黒に染めた髪もすでに色落ちて茶髪になってて、ガイド役の演者さんたちが黒髪だから結果的に上田くんが一番明るい髪になってたの笑った(金髪だった襟足が周りの髪よりも明るく色落ちしててキュンときちゃった)
ガイドの受け答えが「はい」「いいえ」ってはっきり言うところに、ガイドとクライアントとの適切な距離感が表れていて印象的でした。2番の「いいえ」の言い方が好き。言い聞かせるみたいにゆっくり1音1音発音しているところが特に。この手の質問に慣れてるんだろうな〜というあしらいもやや含まれている言い方で、すごく上手かった。
上田くんはいかにも日本っぽい控えめで遠回しな台詞より、海外の言い回しでありそうな(日本人からするとクサいくらいの)台詞がよく似合う
「参ったな」って台詞が特にぴったりだった。
あとパンフレットを読んでわかったけど、上田くん(皆さん)は日本人みたいな体の使い方にならないように意識していたのか!だからより一層海外の雰囲気がしっくり来たんだ。
ガイドが『天使』のような存在だとクライアントに思われるって話のときに、確かにもし自分が死後に行った世界で上田くんがいたら天使だと思うな〜と…(論点はそこではない)
あとセットと照明が面白い!!特に照明と映像投影がすごく私好みで、見ていて楽しかったです。座席によっても見え方変わるかなと思ったので、遠めの席だったけど全体が見られたので大満足。
あとは靴が落ちてくる演出がすごく好き。最初はなぜ靴が落ちてきたのかわからなかったけど、一番最後で分かるのがとても良い構成。
パンフレットで上田くんによる2番の解釈を読めるのすごく楽しいし、世界が広がった。
パンフレットで色々な方が日曜日を『地獄』と表現していたのが印象的だった。劇中でも言及されていたものの、私の場合見ているときはあまりピンとこなかったんだけど、パンフを読み込むと腑に落ちた。ガイドの彼らにとって仕事(ボランティア)することもできずただ反省するだけの虚無の1日は、想像以上に地獄なのだろう。
あと2番が他のガイドとお別れするときに4番のおでこにキスしてた〜!?
そんなシーンじゃないのに嫉妬してしまった自分が恥ずかしい。
名前呼んだのも胸熱…!2番好きだよ……
上田くんの狂った演技が大好きなので、床に伏せて感情を露わにしている場面がすごく好きでした。
狂った演技といえばBird land……?あ〜、バドラン観に行きたかったなぁ(遠い目)
※唐突なBird landに驚かれたかと思いますが、当方バドラン上演期間中は立て込んでいて本当に都合が悪く見に行けなかったのでずっと後悔しております…。
以下は他の人の感想・考察を読ませていただいて思ったこと
・チャーリーのメンヘラ男の気質が変わっていないとしたら、2番が「完璧」と称されていたのはなぜか。元の人間性を踏まえると、死者の話をじっくり聞いて忙しなく思い出を再現するという地道で大変な仕事を完璧にこなす人間になれるとはあまり思えない…。あの施設(?)でなにか変化があったのか。
・ガイドの人々が思い出を選べず取り残された存在なら、2番以外のガイドたちはどのような理由でここに残ったのか。特に4番なんて若いし元気だし残る理由もなさそうなのに…。
・同じ女性を好きな相手と一緒に思い出見るの辛くない?
・2番と1番の関係性(最初は恋愛感情入ってるのかと思ったけどチャーリーにはケイティという最愛の人がいるのでそんなことはなさそう)
〜カテコ〜
私はカテコとスタオベのために観劇していると言っても過言ではないくらい終演後のあの時間が好きなので、今回も全力で拍手して感謝を伝えてきた!
座長・上田竜也かっこいい……
2回目のカテコで客席に落ちた小道具の靴をお客さんに拾ってもらってて思わず声出ちゃった
この日の舞台で一番素を見れた瞬間だった気がする
〜余談〜
After Lifeをちゃんと見てストーリーを理解した上で、上田くんが「たった1つの思い出を選ぶとしたら?」の質問に「KAT-TUNのライブ中かな。ライブをしていて、ファンの方々と1つになって、盛り上がった瞬間。グループの人数が6、5、4、3と減っているので、どの瞬間が最善なのか要検討ですけど(笑)」と答えたのはかなり胸にくるものがある……
パンフレットにもそのことは書かれていて、上田竜也の存在意義がKAT-TUNであることが本当に嬉しくて泣けてくる。ずっと応援させてください。
総括:2番という役を演じてくれてありがとう。私もKAT-TUNの想い出はAfter Lifeに持っていくよ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?