○○も田舎の魅力だなぁ
「田舎の魅力- お年寄りが紡ぐ昔話」
こんにちは、みなさん。
今日は
田舎暮らしの魅力について
ちょっと違った角度から
お話ししたいと思います。
都会では味わえない
田舎ならではの宝物。
それは、
お年寄りたちが持つ「昔話」です。
確かに
田舎には若者が少ない。
ということは、お年寄りが多いんです。
一見、デメリットに
思えるかもしれません。
でも
実はここに
田舎の隠れた魅力があるんです。
私がお世話になっている
大工さんから
こんな話を聞きました。
この辺りは山に囲まれた土地、
坂道が多い。
大工さんが中学生だった頃、
朝の通学時に
よくこんなことがあったそうです。
坂道を登っていると…
バスが追い抜いていく。
ところが、
坂の途中で止まってしまうんです。
昔のバスは
今ほど性能が良くなくて
急な坂道では
力不足だったんですね。
そんな時、運転手さんが
窓から顔を出して、
こう叫ぶんです。
「ねぇ、そこのみんな。
バスを押してちょうだい!」
すると、
元気いっぱいの中学生たちが、
「よっしゃ!」とばかりに
力を合わせてバスを押す。
みんなで押せば、
バスはゆっくりと動き出し、
無事に坂道を登りきるんです。
この話を聞いて、
まるでジブリ映画の
「となりのトトロ」の
世界のようだな、と思いました。
今の時代なら、
「危ない」とか
「子どもにそんなことをさせるなんて」
と非難されそうです。
でも、
昔はこうやって
みんなで助け合って
生きていたんですね。
こういった生きた歴史を、
お年寄りたちから
直接聞けるのも、
田舎暮らしの大きな魅力の
一つだと思います。
教科書には載っていない、
でも確かに存在した日本の姿。
それを知ることができるんです。
お年寄りの話を聞くことで、
私たちは過去と
つながることができます。
そして、
その経験から学び、
現代の生活に活かすヒントを
得ることもできるでしょう。
田舎暮らしには、
確かに不便なこともあります。
でも、こういった
豊かな人間関係や、
世代を超えた交流は、
きっと都会では得難い
宝物だと思うのです。
みなさんも、機会があれば
ぜひぜひ、お年寄りの話に
耳を傾けてみてくださいね。
きっと、
新しい発見があるはずですよ。