回復期って、こんなに辛いんだね… 2
良くなりたいし、仕事もしたい。でも…
「良くなりたいし、仕事もしたい。でも…」という言葉の中には
病気があることで、社会的に守られている部分を手放したくないという思い(これを疾病利得というらしい)もあるけれど。
それと同じくらいか、もっと強く「不安」もあった。
発症した時や最初に仕事復帰した時に受けた
傷つき体験や不幸な経験が
「社会はわたしを傷つけるもの」という思考(認知)につながって。
「またわかってもらえないのでは?」
「また傷ついてしまうのでは?」と不安になった。
傷つき体験や不幸な経験の例として
なんとしてもわかってもらわなくては!と強迫的になる。
倒れるまで動かないとわかってもらえないんだ…と
休息<活動となる、など
「痛み行動」と呼ばれる行動(痛みがあることをわかって欲しくて行動すること)を強化することになる
その結果、「自己管理ができてない」と責められることになったり。
「なんとしても痛みがあること、動けないことをわかってもらわなくては!」と
痛みに注意が向き、いつも痛みについて考えることになる。
これらの経験を積み重ねることで
「社会はわたしを傷つけるもの」という
思考(認知)が強化されることになった。
コミュニケーションエラーを起こすことで…
それらの経験を重ねることで
「信じたいけど、信じたらまた痛い目に遭うのでは?」という思考(認知)が強化される。
わたしにとっては、社会=医療業界だったので
特に医療職者への警戒心、猜疑心、不信感が強くなって。
コミュニケーションエラーにつながりやすくなって。
コミュニケーションエラーを起こすことで
「社会はわたしを傷つけるもの」という思考(認知)がさらに強化されることになっていた。
圧倒されてしまう
良くなることで、仕事復帰が現実的になる。
現実的になったことで、これらの不安に圧倒されてしまって
ただただ怖くて泣いてしまう。
固まって動けなくなってしまう。
と、いうのが2021年のわたしだった。
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