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MLB スーパースター Mookie Betts

どうもはー鯨です、おはようございます。記念すべき初投稿は、最も好きな選手の一人であるMookie Betts について語りたい!と。

  • LADは2020年DodgersがWS制覇した年から本格的に追い始めました。

  • いつか過去のポストシーズンは語りたい!


Mookie Betts 、大好きだよ


ご存じの通り、Los Angeles DodgersでBIG3の一人としてチームをけん引するBettsですが、彼の魅力はその突出した身体能力とスター性にあります。

小柄といえば小柄なんですが彼はその体格のスケールに関わらず毎年毎年プレーでの貢献度が高いため、正直そんなに気になりません。


どれほど僕がBettsのことが好きかというと、高3の英語の授業のスピーチでマーカスリンベッツというスポーツ選手がいます、と英語で紹介したほど。(もちろんクラスのみんなはわかるはずもなく)


僕自身、Betts のプレーを始めて観たのは2018年4月の大谷先発登板のBOS戦です。その試合のBetts は3HR、でこんなすごい選手がいるんだと。とはいえ、始めて観た時の感想は小さい体なのに、と世間一般の方々の印象と何ら変わりません。ですが、その後を追えば追うほど彼の他の魅力にもひかれてしまい沼っていきます。

もちろん僕は2018のオオタニ移籍からMLBを見始めたのでほとんどLAAの試合しか見ていなかったのですがスポナビのMLB個人成績からBetts の成績は追っていました。ずっと打率が.350前後だったことは覚えてますね、今思えばOPS1.100くらい残してたんだからそこ観とけよって話ですが、当時の僕が知る由もなく。


ただ一番この年で印象に残ってるのはPSのBetts の守備です。2018年ALCSでのベッツのこのプレーはかなり衝撃でした。


まず打球を追う姿勢と落下地点の予測が完璧すぎますね。フライというよりライナー性の打球なので右打者の打った球は少しポール側にスライスする難しさがあるんですが一秒も無駄にしていない追い方です。打った瞬間は結構前にいるので長打になると思いましたがまさか壁にぶつかりながらアウトにするとは。


Betts はほぼ打撃しか見てなかったので守備もできるのかよ、と流石に魅力を感じずにはいられません。
あと、JBJ、ベニテンディの鉄壁外野守備も印象的でしたね。特にベニテンディはALCS第4戦9回裏のスーパーキャッチ。あれ未だにALCS史上最高のキャッチなんじゃないですかね。

Betts の守備はイチローのライト守備のような派手さと安定性を同時に感じませんか?これ僕だけかな。ストッキングを見せているから余計にそう感じるんですかね。


そんなところでBetts の魅力は打撃含めた5ツールでチームに貢献できるという点です。彼はここ10年ではマイクトラウトに次ぐ5ツールプレイヤー・外野手だと思ってます。


Mookie Bettsの成績

さてBetts のMVPシーズンなど含めた実績を振り返ります。

・2015年 291 .341 .479 .820 WAR6.1 MVP19位
 
既におかしい数字ですね。こんな21歳贔屓にいたら絶頂ですよ。大宇宙の始まりですよ。野球が壊れちゃいますよ。


・2016年 .318 .363 .534 .897 31HR 26SB WAR9.5 MVP2位
 
この年は初のAS選出、最終的にはrWAR9.5と驚異の数字を叩き出すも、人類最高の選手であるMike Trout がいるためMVP投票は2位。WAR9.5残してMVPもらえないなんて頭が痛くなります。この時点でやばい数字残してたんですね。恐れ入ります。


・2017年 .264 .344 .459 .803 24HR 26SB WAR6.4 MVP6位
 
昨年から数字を落としました。ただ四球77に対し三振79と驚異のアプローチを見せました。そして2年連続のGG・ASにWAR6.4と打撃が落ちてもリーグ屈指の外野手です。


・2018年 .346 .438 .640 1.078 32HR 30SB WAR10.7 MVP1位 WS制覇
 
お待ちかねの2018年。
LADに移籍してからのBettsは今年を除いて春先は全く打たない印象があるんですがこの年はすごかったですね。またも人類最高の選手であるMike TroutがOPS1.088 WAR9.9 とあまりにも理不尽な成績を残すもWARで上回っている点、この年のBOSの強さの象徴であった点を考慮してBettsに票が集まった印象。


2019年 .295 .391 .524 .915 29HR WAR7.3 MVP8位 


Bettsならこのくらいの成績残すよね、といった数字。安定してOPS.850~.900にWAR7以上、30HRにGG。やはりこの時期に人類最高の選手Mike TroutがいなければMLB1の外野手でした。ちなみにこの年の四球97に対し三振101と、またも異次元のアプローチです。


結局BOS在籍6年で、MVP1回2位1回、10位以内2回、ASGG4回、WAR42.2、規定に乗った2015以降では年平均のWARが8.0(??????)と圧巻の数字。


2019年オフ、MIN-LAD-BOSが絡む三角トレードでLADに移籍。有名な選手を少し紹介。

前田健太はMINへ。現在LAD在籍のBrusdar Graterol は健康上の懸念があったもののLADが獲得。

BOSは現NYYのVerdugo、ジーター・ダウンズなどを獲得。見返りとしてLADはMookie Betts・David Price(サイヤング一回)を獲得。

この時実は、LAA-LAD間でJoc Pedersonが動くトレードがあったようですが破談となっています。

LADとしては一年しか保有できないBettsのプレータイムがパンデミック開幕延期により、さらに短くなることで損する形になり得たのですが、開幕前に12年$365Mで契約延長。これはBettsにとってもFA市場でも、短縮シーズン後のため大型契約が見込めるか不透明だったため素晴しい契約。自分はこのBettsの移籍からLADを少しずつ追い始めます。

・2020年 .292 .366 .562 .927 16HR WAR3.6 MVP2位 (短縮シーズン) WS制覇
 
移籍一年目から期待通りの活躍、というかPS含めたら期待以上ですね。MVPはフリーマンが手にしたものの、走攻守すべてで違いを作れる選手です。守備に関しても当たり前のようにGG、PSでの守備の貢献はもう言うまでもありませんよね。神です。ホントにこの選手がLADにいてよかった。


・2021年 .264 .367 .487 .854 23HR WAR4.0 
  
今のところ、Bettsの移籍後一番低い数字が並んでます。この年は夏にかけて数回離脱したのが影響して試合数も122。しかし、地区優勝を最後まで争ったSFとのNLDSでは9安打に重要な局面で打ってたので全然OKですね。

特に負ければ終わりの第5戦では4安打、シーガーの先制タイムリーの前でのデカすぎる盗塁。さらにこの年は数試合2Bを守って、たびたび好プレーを見せていたのでホントどこでも器用にこなすなあ、と。



・2022年 .269 .340 .533 .873 35HR WAR6.7 MVP5位
 
この年のLADはシーズン111勝、得失点差+334と圧倒的な強さを誇りました。その中心にいたのがBettsとオフに移籍したFreemanでした。この年のBettsは初ホームランがなかなか出ず、4/22日のSD戦でやっと2HR。春先に弱いイメージがついたのもこの年が原因かも。

しかし、5月一気に調子を上げ(12HR・OPS1.157)4月は7割前半だったOPSが一気に1.000に上がったのは流石。確かHarperも同じタイミングで成績を上げていてスーパースターだなあとみんな盛り上がってました。

6月に離脱しWARがあまり伸びなかったのは悔しいところですが、8月の活躍は見事。印象深いのはMIA戦です。延長までもつれた試合で4安打2HR4打点の活躍。さらにその後の2試合でもHRを放ち3戦4発。シリーズ勝ち越しに貢献。(最終戦ではアルカンタラに見事に完封されてしまいました。)



・2023年 .307 .408 .579 .987 39HR WAR8.3 MVP2位

例によって春先は余り状態が上がらず低打率のBettsでしたが5月からなぜかHRを打ちまくりHRダービーに出場。低打率のBettsなんか求めてないよ、と思っていましたが打率維持しながらHRも打てるのねアンタ、と。SSも守り始めました。いやなんでも出来すぎでしょ。


毎年毎年色んな形で僕たちを魅了するBettsです。
流石にこの年はAcuñaが凄すぎたのでMVPは譲りましたが8月のATL戦は印象深いです。Olson と Freeman も出場していたため実質MVP候補4人が集まる豪華なゲーム。Bettsはこの試合で2HR。30-60をグランドスラムで達成したAcuñaに劣らない衝撃を残しました。
8月は.455 OPS1.355,さらに塁打数94(????)という成績。

ただAZとのNLDSでは3戦0安打、かなりひどい状態でした。Bettsが脅威であったLAD打線でこの人が冷えるとなると、ダメですよ。




2024年 289 .372 .491 .863 19HR WAR4.8
 
今年は春先から打ちまくりでしたね。4戦連発にほぼ出塁状態、の印象が強い。開幕8試合でOPS1.772と明らかに違うレベルで野球してました。後ろの大谷がBettsに続いて打ちたい気持ちが抑えきれず空回りしていた印象。

しかし、6月にKC戦で死球を受け2か月間離脱してしまったのは痛かった。MVP候補の一人でしたし、チームとしてもBettsがいない期間かなり苦しい試合が続きました。まあでもうちの世界一の選手が代わりにMVPを獲るのでBettsも喜んでくれていれば嬉しい。


Bettsのキャリア通算成績は .294 .373 .524 .897 271HR WAR 69.6


来年はWAR70越え、通算300HR達成を期待したいですね。TroutのWAR86.2に近づけばもっと評価されるかもしれません。


Bettsの成績は下記のBaseball Reference より参照。




最後に

今日からLADはプレーオフが始まります。相手はSDということで20年以降これで3度目のNLDSの対決になります。間違いなく大谷とBettsが野手陣のカギを握ります。ホントに頼むぜ。


BettsをLADで見た初めてのプレーオフが2020なのでNLCSを振り返って終わります。

まず、NLCS第5戦のこのダブルプレー。このプレーはBettsがスライディングでキャッチしなかったことでOzunaの走塁ミスを誘発できたと思います。おそらくスライディングならOzunaは余裕をもってスタートを切れたはず。
ここから3-1で追い込まれていたLADに流れが来てシーガーのHRにつながりました。





次にNLCS第6戦のキャッチ。17球場でHRの当たりでした。もしこの打球が入っていたらこの試合で2020年のLADは終わっていた可能性がありました。



最後にNLCS第7戦のHRキャッチ。16球場でHR。もうね、これに関しては衝撃のレベルを超えて言葉が出ませんでした。次の回、キケの同点HR、ベリの勝ち越しHRでWS進出。


それも凄いですが間違いなくチームが追い込まれた状況から3戦続けてのBettsの守備はまさにゲームチェンジャー。このために長期契約を結んだといっても過言ではない。神がかっていました。シーガーに隠れたもう一人のMVPだったと思います。




山本初回3失点、最悪のスタートですがもう打つしかないので打ちまくれ、Freemanが万全じゃない今、大谷・Bettsマジでお前たちだぞ。

終わります。誤字脱字もあると思いますが大目に見てください。拙い文章と構成でしたが楽しんでいただけたのなら嬉しいです。

World Series 2020 - The moments that made the Dodgers champs - ESPN

サムネの写真はこのURLより引用



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はー🐳
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