239【お経の中の七つの災難】
「病気にかかる」「他国にせめられる」「親せき同士が争う」「流れ星などが現れる」「日食や月食が起きる」「大風や大雨に苦しむ」「日照りになやまされる」
中学生の頃、お経の本に書いてあって「まさか」と思っていましたが、今から千年前、釈迦が死んで二千年の末法と呼ばれた時代、飢饉や蒙古、源家のお家騒動、流れ星、日食や月食、台風や大雨、日照りに悩まされたという。そのとき、正しい信仰が求められ、鎌倉時代の仏教文化が盛んになったといいます。正しい信仰がなくなると、七つの災難が起きるからです。
現在、ノロウィルスやインフルエンザ、エイズ、そして新型コロナウィルスなどの病気、TPPによる日本侵略、進む核家族化、家族内の争い、バンスターズ彗星とアトラス彗星、金環日食や月食、大風や大雨、大雪の異常気象、大地震、天変地異、温暖化による熱い夏。
こういうことを書いていると変な信仰と感じられるかもしれませんが、そういうのじゃありません。ただ、もう予言というか、そういう危機的状況にあるように感じます。
知識基盤社会と言われますが、知識の主人公は、心。心を育てるのは情緒。みんながもう一度、正しい教えを考えるときに来ている気がしてなりません。2050年、日本が滅ぶ、そんな気さえする。
でもね、【7つの】と言えば、『虹の足』という詩の中で、
他人には見えて
自分には見えない幸福の中で
格別驚きもせず
幸福に生きていることがーー。
という言葉があります。【7つ】とつくものに、あまりいいものはないのですが、虹のような、たとえ幻でも自分の足下にある幸せを感じることが、世の中をよくする道なのだと思うのです。
実体のないものは、捉える側で意味もちがってきます。「良い物」として捉えられる健全な精神でありたいです(*´▽`)悩んで、苦しい中でも、一つ光照らされるものがあれば、頑張れるもの。
お経に書かれているこの7つの災難を見つけたとき衝撃でした。ちょうど千年前にも地震などの天変地異があり、末法思想から念仏や法華宗、禅宗など普及したそうですが、また千年に一度の大地震を迎え、まったく同じ状況。こういうときには、おかしな思想も出て来やすくなります。いまこそ、次の局面に向けて、試されるとき。
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