こんなときの「おいしいレシピ」～Tartaarでドライカレー～

オランダで挽肉といえばGehakt。牛肉ならRundergehakt、豚肉ならVarkensgehakt、あいびきならhalf-om-half gehakt。が、私は牛ひき肉の場合は、gehaktを使いません。なぜって、ちょっとにおいが気になるのです。あくまでも個人的な好みですが、日本の牛肉に比べて、けものっぽい味とにおいを残している感じがして、仕上がりに萎えること、数回。

ある日、肉コーナーでTartaarというひき肉を見つけました。なになに、Tartaarは生食用の牛肉とな。売り場には円形にまるめたものと、そうでないものがあります。ユッケとして楽しんでいる方も多いのだとか。

このTartaarを牛ひき肉として使ってみたらどうだろうと、ドライカレーを作ってみました。

正解～。赤身なので脂も少なく、人によってはあっさりしすぎと感じるかもしれませんが、最大の懸念だったけもの感がジレンマが解消されました。

以来、牛ひき肉料理のときはTartaarさんに活躍してもらっています。

ドライカレー参考レシピ：https://www.orangepage.net/recipes/detail_125507

そうそう、レシピにある卵ですが、温泉卵にしてもおいしいですよ。温泉卵の作り方は、湯飲みのような口が狭く高さのあるコップに卵を割る→卵がすっかりかぶる水をコップに注ぐ→チンする（ラップはかぶせず）。です。10～20秒で小刻みにチンをセットし、白身の固まり具合を細かくチェック。コップを傾けて注意深く水を捨てる、あるいは、穴のあいたオタマに、黄身がつぶれないように、そーっとお湯をあけてください