日本百名山
1座目
100名山はムリでも、どんな山でいいと言うルールなら100個くらいの山はすぐに登れるのではないかと思った。
しかし、いかなる山であっても百座を登るということは非常に骨が折れることである。けしてたとえ話でなく。現実に私の仙骨は今も疼いている。全然登っていないのに。
なので、なんでも100座は暫くおいて、山の本について100冊を目標にしてブログを書いてみたい。
1座目は、深田久弥の「日本百名山」である。
登山をする人なら、仮に深田久弥の名前は知らなくても百名山については知っていると思う。「大衆登山」ムーブメントを巻き起こした本である。
山の選定について地域的な偏りがあるであるとか、選に漏れている山にもいい山があるという人がいるけれど、深田久弥が好きな山100個について書いた随筆であるためそれはあたらない。
久弥の100 Favoriteマウンテンなのである。
小林秀雄はどこかで深田久弥のことを野人と書いていたと思う。今日出海を含めた3人で山スキーにいった話を読んだことがある。それはとてもデタラメな危なっかしい話だった。
明治の頃の登山は今とは大分様相が異なっていたことと思うが、それは明確「スポーツ」であり、信仰のためでも、杣人や炭焼きが山にはいるのとも違う何かだったと思う。
人が山に登る理由は様々であり、まさに「百の頂に百の喜びあり」ということでしょう。
因みに私は南八ヶ岳にばかり登っていて、全然100名山には届きそうにありません。
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