写真
思いの外ポエムだったという話
山のパイセンと話した。
かつては山の写真を撮り、プロを目指していたというので、ワタシのカメラロールから自信作をいくつか見てもらった。
「なってない。」
何を言いたいのか、何を見せたいのか分からないということらしい。
パイセン曰く、題名をつけろという。
題名とかどうでもよくね?って思ってたんですが、違うらしい。
どうしたらいいのか聞いてみた。
漠然とした見たままのような写真はダメだ。まずは、いきなり山をとるのではなく、人をいれろ。見る人の頭にストーリーが湧くような写真を撮ってみろという。
これは、もほや、俳句とかそんなもんじゃねえか?と思わず口走ってしまった。
すると
「そうだよ。季語が必要だ。」
と、のたもうた。
写真に季語って、ねえわって思ったけど、季節感がある写真がよい。秋なんだか、夏なんだか分かんないような写真はダメだとのこと。
「見たまま、ありのままでは人のこころを揺さぶる写真は撮れない。」
わー、そんな視点なかったわ。
夕焼けが綺麗とか、モルゲンロートが凄いとかそんなじゃダメなんか、、、。
写真の世界って、怖い!って、思ったけど、次からは題名を考えながら撮ってみますわ。
多分。
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