続 生と死の分岐点
5座目
ピットシューベルト氏の手による「続」編である。
引き続き、生死の境界線上のお話しばかりです。題名に偽りないです。
冒頭ではストック使おうなとか、崖の上の柵に注意やでみたいな割と取っ付きやすい感じなんですが、だんだんとディープになっていきます。
もうね、怖い。
テープスリングを結ぶんじゃなくて、ソウンスリングが使われる事になった経緯とかね。ま、テープってツルっとしてますしあるかもね、、、としか言いようがないです。ほどけて死んだね。
やはり、ロープは意外と切れない。アイゼンで踏んでも、大体は大丈夫でしょうと。谷川岳で宙吊りになった遭難者の遺体を下ろすのに銃でロープを狙ったっていうのあったと思うんですが、結構命中してたけどきれなかったっていうのと同じかなと思いました。
だけども、ロープは新しくても岩の角ではガンガン切れるぞと。
トップロープの時はカラビナで支点作ろうねとか、そうしないと死んじゃうよっていうのを怖い事例でわからせてくれる。
小径のアクセサリーロープ何気なく使ってたけど、お前ホントにアクセサリーだなっていうくらい溶けてる写真のってます。
ギアは正しく使用して必ずバックアップ考えようなっていう気持ちにしてくれる本なので、折に触れて読みたいですね。
ホントに。
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