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今夜も山だ(つづき)
道の駅で迎えた朝の話
これは2018年の年末にモンベルの#3シュラフで道の駅泊に挑んだある女の物語である。
ここで#3シュラフの実力を説明しよう。このシュラフは3シーズン用とされている。春から秋まで任せろ!とゆうチカラ強い相棒である。確かに小川山などの夜に異常に冷えこむようなレタスくらいしか作物がとれない呪われた地では夏でも寒いとゆう向きもあるでしょう。
しかし、女は暑がりだ。真冬もこれでいけんべ?とおもっていた。この冬までは。
2018冬。
女は寒さを知った。
道の駅にも、相当備えたよ。
そして、道の駅だ。リーダーは「オレは車で寝るから、君らテント で寝て」とゆって、シングルウォールのテント を駐車場に置くとサッサと寝てしまわれた。
備えたけど、やっぱり、ちょっと道の駅舐めてました。銀マットなしで行くことにしてしまったのだ。
ホントに痛恨のミステイクだった。思えば、レスキューシートだって、あんなペラペラなのに熱を逃がさない。あのキラキラしてるヤツホントに大事だった。
相方はナンガパルパットでもそんな寝袋いらねえよみたいな寝袋で寝てる。ナンガだな。
女はミノムシスタイルで寝た。やはりだ。今夜も山だった。ネレネー山脈つうの?寒くて寝れねえ。
本当にクソ寒い。
そして、朝。
テントの内側に結露が凍ってる。生きてるって素晴らしいと思ったそうである。
テントにはフットプリント敷いて、銀マット敷こうって、心に誓ったね。
その女がね、ゆってた。
道の駅には要注意だって。
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