2月26日(金) 大丈夫だと思ったのに…
受診日
シクロスポリンを中止して以降、調子のいい日が続いていた。
遊ぼうよ、と遊び方指定で誘ってくることも多く、天気のいい日にはベランダでの日向ぼっこを楽しみ、心なしか毛艶も良くなったようだった。
”やはりシクロスポリンは効いていなかったんだ。早く切ってあげれば良かった。しばらくこのままの内容で薬を続けて状態が維持できているようであればステロイド減量の仕方について先生に相談しよう”と思っていた。
とはいえ検査は毎回とても緊張する。
絶対に大丈夫だと思っていても万が一ということもあると、期待2割・不安8割の気持ちで結果を待った。
結果が出て診察室に入ると、担当医師から”ねねちゃん調子いいですかあ…”の一言。予診にて私が研修医にこの2週間問題なかったことを伝えていた。
まさかと思って検査結果を見るとヘマトクリット32.6%。前回から8ポイントも下がっている。
”検査結果から言うと下がっています。再生像も弱いです。シクロスポリンを開始しましょう”とすでに2週間分の薬が用意されていた。
ショックで言葉もない。
絶対に大丈夫だと思ったのに…。
シクロスポリンを再開するところで元の調子のいい状態に戻るとは限らない。特に免疫抑制剤は効果が出たとしても効くまで2週間。
その2週間の間にヘマトクリットはどこまで下がるのか…。
せっかく調子がいい状態で安定していたのに、私がシクロスポリンを中止したいといったばかりに台無しにしてしまった。
ショック…ショック…ショック…。
この日の医療費
再診料、処方料、血液検査(塗抹評価含む)
内服薬(ステロイド、タクロリムス、シクロスポリン、ファモチジン)
計 37,840 円
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