2月12日（金） 久々の一歩前進

受診日
目の状態は変わらずだけど活動性は良好で、発病以来”遊んでー”とおもちゃを持っては来るがひとりで遊ぶことがなくなっていたのが、最近はひとりでもサッカーをして遊んでいることがあり、貧血の方は悪化している様子がなく安心して見ていた。

採血の結果、ヘマトクリット40.3％で前回ステロイドの影響で上がっていた中性脂肪の値も正常化しており、全体的に良好な結果だった。（体重も4.2kgとまた増えてしまった…）

”ねねちゃんに関してはステロイドの副作用がまったく出ていません。状態はとてもいいので薬を減らしてもいいですがどうしますか？”と意向を聞かれ、せっかく副作用が出ていないのでこの安定した状態を維持するためにステロイドは減らしたくないと答えた。先生も”まあそうですよねー”という感じの反応。ただ、これまでの経過を見ていてシクロスポリンは効いていないように感じているので、一度中止してみたいと伝えると、先生も”私もシクロスポリンは効いていないように思います”と意見が一致し、試しに中止してみることとなった。

服薬優等生のねねちゃんだが、最近服薬拒否をするようになっていた。
シクロスポリンは大きめのソフトカプセルなのでちゅーるに混ぜて飲ませることができず、かつ前後1時間半の食止めが必要。そのため毎朝6時にごはんを片付け、7時半に他の錠剤と共ににシクロスポリンを飲ませ、9時に粉薬であるタクロリムスをちゅーるに混ぜて飲ませてごはんも出してあげるというスケジュールだったのだが、7時半は薬の時間ということを覚えてしまい、普段なら呼べば飛んでくるし私がトイレに行けばロフトで寝ていても必ず眠い目をこすりながら起きてきて足元にいるのに、最近は7時半だけは頑として降りてこず、起きているくせに”私まだ眠たいのー”と半目を開けてこちらの様子を窺うようになっていた。なんとか連れてきても”私それ要りませんー”と手でブロックするようになった。嫌なことを無理やりすると余計に”嫌”が募っていくので困ったなぁと思っていた。
シクロスポリンさえなくなれば他の薬は食事の影響を受けないのでちゅーるに混ぜて飲ませればいいし、ご飯を出したりしまったりの手間もなくなり、飼い主的にとってははとーっても楽になる。中止しても状態が安定してくれればの話だが…。
前回から今回の受診は3週間空けたが、薬を変更するため次回は2週間後に受診する予定。

目の状態に関しては、このまま良くならないようであればホルネル症候群の特徴として眼球が陥没してきてしまうらしい。そうなった場合眼球周囲の毛が目に刺さってしまい炎症を起こすようになってしまうことがあるそうで、その場合は点眼薬が必要になるそう。よくなるといいが、命に係わることではないのでこのままだったとしても致し方ないと受け止めたいと思う。

この日の医療費
再診料、処方量、血液検査（塗抹評価含む）
内服薬（ステロイド、タクロリムス、ファモチジン）
計 32,758 円

タイトルの写真について
最近アナグマがついたかわいいマグカップを購入した。もちろん自分用に。そして使う前に”かわいいなぁ”と思って眺めていたら、ねねちゃんが覗き込んできたので試しにお水を入れてみたらあっさり飲んだ。そしてそこからすっかりねねちゃん専用に…。
ねねちゃん用の水飲みは今まで色々なものを試してきたがなかなか気に入ってくれるものがなく、1日2～3回しか飲んでいなかった。
猫が1日に必要な水分量をご存じだろうか？ねねちゃんの体重だと240mlも必要らしいのだ。ウエットフードを食べている子なら食事からも多少取れるが、ねねちゃんはカリカリ派のためそこからの水分はほぼゼロ。でも自力240mlってどう考えても無理だと思っていた。
ところがこのマグカップを使うようになってから（尿量は増えていないので飲む量は変わっていないかもしれないが）水を飲む頻度が3倍ぐらいに増えた。また、ねねちゃんは普通のお皿から飲むといつもあごがびちょびちょになっていて気づけば拭いてあげるのが、そのうちあごニキビができそうだなぁと心配していたが、マグカップを使うようになって前ほど濡らさなくなった。まさかこんなに狭くてヒゲが当たる器を好むとは。色々と試してみるものだ。
しかしねねさん、私もこのマグカップ気に入っているのです。1回ぐらい私にも使わせてくださいー。