見出し画像

右眼に三日月、左眼に満月を宿す女

1月25日にホルネル症候群を発症したねねちゃん。
“3か月ぐらいで良くなることもあります”とは言われたものの、命にかかわる問題でもないし特殊体質なねねちゃんのこと、あまり改善は期待していなかった。

だが、前回の受診日(3月12日)頃から改善を見せ始め、ここ数日は特に改善が顕著になってきている。
アウトローねねちゃんにも見慣れてさほど違和感を感じなくなってきてはいたが、これならダブルフルムーンを取り戻す日も遠くないかも。

ということで、今後万が一、皆さんの愛猫がホルネル症候群を発症したときのために、どのような経緯をたどるのか記しておきたいと思います。

1月25日発症。瞳孔に左右差が出ていることに気づく。この時点では他に症状なし。
翌26日受診。この日から病側の瞬膜が開き切らずに残るようになる。

その後眼瞼下垂の一種と思われるが、上瞼が下がるのではなく、下瞼が上がるような状態で目が半開きになるようになり、次第に涙の量が増えていった。

特に、ごはんやちゅーるを食べる時に右眼だけ大粒の涙をボタボタと垂らすようになり、“右眼だけ涙が出るほどおいしいの?”と冗談を言ってはいたものの、常に右眼がしばしばして違和感を感じている様子があった。
なお見え方に変化はなく、活動に支障をきたすようなことはなかった。

ホルネル症候群が改善しない場合は次第に眼球が委縮し、病側の眼が小さく見えるようになるらしい。
実際、ねねちゃんの右眼は横から見た時の出っ張り具合などに差があるように感じられたが、委縮しているのか眼瞼下垂により目が開いていないせいで小さく見えるのかは判断がつかなかった。

そして、前回受診の3月12日頃から、次第に瞬膜がきちんと開くようになってきた。
その後、徐々に涙うるうるが減ってきて、ちゅーるを食べても感涙することはなくなり、眼瞼下垂も改善。

瞳孔差だけなら、ねねちゃん的には自覚症状がないはずなので、ここまで改善すれば十分と思っていたが、この3日間ほどで日に日に左右差が縮まってきている。

発症時は、暗いところでも最大半分ぐらいまでしか開かなくなっていた瞳孔が、今日は8割5分ぐらいまで開いてぱっと見では差が分からないぐらいにまでなってきた。

“3か月で改善するかも…” の見立てに対して、現時点で発症から2か月弱。
なかなか正確なものですね。

桜のお花見の時期が近づいてきましたが、満月でお月見ができる日が来るのも楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?