8月4日(水) 検査後色々大変でした
今朝は元気に目覚め、いつぶりでしょうか、ゴロゴロと喉を鳴らしながら興奮気味に“おきろぉ〜”と飼い主の顔をガブガブし、その後ベランダでの二度寝を楽しんだねねちゃんですが、内視鏡検査から帰ってきた2日の夜は何かと大変でした。
18時頃に帰宅し、すぐにごはんを探してキョロキョロしていましたがまだ絶飲食中のため我慢してもらい、この時点では“食欲がありそうだな”と思っていました。
前日はカリカリを10粒ぐらい(とおやつ)しか食べておらず、この日は朝から絶食していました。
そして1時間ほどして下痢。
もしやまた!?な感じですが、これは想定内でした。
骨髄検査のために全身麻酔をした時もその後3日ぐらい下痢をしたので、今回もそうなるのではと思っていました。
しかしトイレの後、香箱を崩した体勢になったまま3時間ほど全く動かない…。
そのまま眠るでもなく目を開けたたまま静止画のように動かず。
“今日はゆっくりしてね”と思っていた私もあまりに動かないことに心配になり、“ねねちゃん、そろそろいいんじゃない?”と無理矢理立たせてみたところ、少し動き出しました。
そして20時になり水を飲ませ、むせないことを確認してごはんを出しました。
ガツガツ食べて吐いてしまうことを懸念しましたが、予想に反してまったく食べません。
すでに2日ぐらいほとんど食べていないのに、このまま食べないねねちゃんに戻ってしまったらどうしよう、強制給餌生活に逆戻りかという不安な夜の幕開けです。
異常は他にもありました。
麻酔中に目が乾かないように軟膏のようなものを塗っていたらしいのですが、その影響で痛いのか目が開けづらいのか、終始目をシバシバさせていて、開けようとしてもしっかり見開くことができません。
目の中をよく見て見ると角膜上に不整な部分があるように見え、“眼球が傷ついてしまったのか??”と心配になりました。
そして最も心配だったのが幻覚です。
麻酔をかけたことによるせん妄なのか、猫部屋にいたせいなのかわかりませんが、金縛りが解けて動き出してから、ねねちゃんのシェルターとしてカバーだけをかけてあるこたつの中に猫がいると思い込んでおり、皺ができた部分をのぞき込んだり、何もないのに突然驚いて飛び上がったり、とにかく落ち着きなくソワソワと動き回って色々な角度から相手を見極めようとします。
あまりにひどかったのでカバーを外したのですが、それでも座布団の陰に誰かいるのではと探します。
少し落ち着いて座っても、視線だけはキョロキョロと虚空を彷徨い続けました。
知らない猫がこたつにいると信じて疑わないため緊張状態が続き、いくら話しかけようが撫でようが私のことは全く目に入りません。
麻酔から醒めてすでに10時間程。
とっくに正常に戻っていていいはずです。
麻酔が遷延してこのまま元のねねちゃんには戻らないかもしれないと思いました。
検査をしたせいで精神的におかしくなり、目が開かなくなり、ごはんを食べなくなってしまうなんて、最悪の事態です。
麻酔の影響で眠れないのか、ねねちゃんはこのビクビク・ソワソワとした状態で朝まで過ごしました。
幸い翌日1日をかけて徐々に元に戻っていき、今朝はなんだか全てがリセットされたかのように検査前より元気そうです。
昨日はごはんもしっかり食べたため、今朝は軟便〜泥状便の状態ではありましたがたっぷりうんちもしました。
頻繁に排便をするような状態ではないので、便の性状も徐々に戻っていくのではないかと思っています。
それにしても、やっぱり猫は検査ひとつするだけでも命懸けですね。
ねねちゃんが特殊体質なだけかな。
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