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「落ちてもここまで」を決めたらライフワークを生きていた~スタンダードのパワー

「ライフワークをビジネスに出来た、むつこさんなりの一番のポイントってなんですか?」

   
今週の【勇気が出るラジオ】で末吉さんに聞かれて、こう答えました。
    

「私のスタンダードが、『仕事にするなら人ひとり食っていけてあたりまえ』だったから」
   


私がコンサルティングのベースにしているウェルスダイナミクスの中でも、特に重要な考え方が、この「スタンダード」

最近のラジオでは、「強者の末吉 vs 弱者のおおのぎ」なんて言ってますが、この「スタンダード」こそが、ビジネスにおいても人生においても、無理せず確実に成功するための重要なカギ。弱くても勝てるヒミツなのです。

なのでラジオでもお話ししていますが、ここでもう一度しっかりと、「スタンダード」について解説しておきます!


■スタンダードとは「落ちてもここまで」という最低ライン


多くの成功法則は高い目標を掲げて、「トップを目指せ!」と頑張ることを勧めます。

でも、トップに届くためには、ジャンプしたり、はしごをかけたりしなければなりません。
そしてその結果は、運と偶然に左右されます。

でもウェルスダイナミクスの考え方は、ちょっと違います。

スタンダードとは、「落ちてもここまで」という最低ライン。
これ以上は下がらない、落ちないぞーというラインのことです。

このスタンダードを決めることが、重要なんです。


たとえば、体重のスタンダード。

「これ以上増えたらさすがにヤバイ!」
そういう数字って、ありますよね?

女性だったら、スッピンでどこまで行けるか?

家の外に出るのはムリ?
ゴミ出しなら行ける?
コンビニまでなら大丈夫?
それとも、電車だって乗れる?

人それぞれ、「スッピンで行ける範囲」は違いますよね。

これが、その人の「スタンダード」です。


■あたりまえだからあたりまえに実現する


私にとって仕事とは、「人ひとり食っていけてあたりまえ」のものでした。

これが私のスタンダード。
つまり、私にとって「あたりまえ」で「ふつう」です。

なので、食っていけていない、イコール、あたりまえの状態でない。
非常事態!
おかしなことが起きている?!

脳は異常な状態だと認知し、
「なんとかこれを正常に持っていかなければ!」
「なんとかしなければ!」
と、自然に、かつ必死で考えます。

最低ラインを死守しようと、あたりまえに行動します。

だから私は、ライフワークをビジネスに出来るようになりました。


あたりまえだと思っているから、あたりまえに実現する。

これが、スタンダード。

魔法でも特別なスキルでもなんでもない。
自分の足元をしっかり固める、とてもとても堅実で確実な考え方です。

死守する最低ラインをしっかりと固めておけば、そう簡単に落ちることはありません。
何があろうと、なんとかなります ^^


■地面が高くなれば、星にだって手が届く?!


スタンダードが決まったら、今度は少しずつスタンダードを上げていく。
自分の立つ足元、地面そのものを高くしていくんです。

すると以前はジャンプしても手が届かなかったものも、いつの間にか簡単に手に入るようになっています。

あこがれの輝く星も、気づけば手を伸ばせば届くところにある?!

一発逆転の魔法や裏技を探し回るのではなく、地道に土台から整えていく。それが本当の豊かさにつながる最短で最善の道だと、ウェルスダイナミクスは教えてくれます。

スタンダードを決め、少しずつスタンダードを上げていく。

確実で無理が無い。
何よりも戻りにくい!
弱くても勝てる方法です ^^


■消去法とスタンダードがライフワークに導いてくれた


振り返ってみれば、私の人生、常に「消去法」だった。

そんな話を今回のラジオでしましたが、よくよく考えてみれば、消去法というのは、「落ちてもここまでという最低ライン」を死守するということ。

「これだけはイヤ!」「これだけはしなくない!」という最低ラインを死守してきたら、結果として、好きなこと・やりたいことが残った。

それをライフワークと、人は呼ぶんですよね ^^


そう言えば以前、こんな記事も書いていました。
やっぱりこれが私の勝ちパターン。弱者の戦略です(^^)/


日本全国、いや世界中の弱者のみなさま!
スタンダード、上げていきましょう。
地味に勝っちゃいましょう(^^)/

あなたの「あたりまえ」が、あなたの人生を作っていきます。

だいじょうぶ、なんとかなる!


「末吉さんの強者の戦略 vs おおのぎの弱者の戦略」の話は、シリーズ2の第4回で初登場しました。
こちらの記事もどうぞ。


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