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ノブレス・オブリージュ 恵まれた人間が果たすべき義務とは?
ノブレス・オブリージュ
noblesse oblige
「高貴な人間が自覚すべき義務」
この言葉も、昨日紹介した田坂広志さんの本で、初めて知りました。
イギリスの貴族階級では、この「ノブレス・オブリージュ」の精神が大切にされ、「高貴な身分に生まれた人間は、いざというとき、一般の人々を守って戦う義務がある」と教育されてきた。
だから、第一次世界大戦において、貴族の子弟の死傷率がとても高かったそうです。
この言葉が、どうして今の私たちに関係があるのでしょう?
田坂さんは、こう書かれています。
この「ノブレス・オブリージュ」という言葉は、
「高貴な人間が自覚すべき義務」という意味から、
「恵まれた人間が自覚すべき義務」という意味になっていくだろう。
いやいや、自分は「恵まれた人間」なんかじゃないよ!
果たしてそうでしょうか。
この日本という国の、この時代に生まれた私たち。
「長期の平和」
「経済の繁栄」
「最新の技術」
「先進の医療」
「高度の教育」
その五つの姿を、同時に併せ持った国が、
いま、世界にあるだろうか。
答えは、否だろう。
日本は、きわめて恵まれた国なのです。
そして、女性が起業する自由を与えられているのは、どれだけ恵まれた時代なのか。
たとえば、日本で婦人参政権が認められたのは1945年。
たかだか、78年前のことです。
女性が社会で認められ、男性と肩を並べて働けるようになったのは、歴史の流れの中では、ごく最近のことなのです。
平和な日本という国の、
平和なこの時代に生まれ、
自分の好きなことで起業する。
このチャンスと自由を与えられた私たちは、
とてつもなく「恵まれた人間」です。
ならば、
ノブレス・オブリージュ
「恵まれた人間が自覚すべき義務」とは、
いったいなんでしょうか。
それは、
あなたがあなたらしく、自由に輝いて生きること。
あなたといういのちを輝かせること。
ほかの誰でもない、
この「私」という天職を生きること。
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起業するという自由を与えられたあなた。
自由とは、「恵まれた人間が果たすべき義務」と、同じ意味ではないでしょうか?
義務とは、「そうしなければいけない」という窮屈なことでも、つらいことでもありません。
より自由になるためのパスポートです。
義務を自覚した生き方をするとき、
逆に、そこに高貴さが生まれてきます。
自分で自分の人生に責任を持つ。
これ以上の歓びがあるでしょうか。
責任を負う覚悟を決めたとき、
さらに大きな世界が広がっていきます。
それを知って欲しい。
その歓びを味わって欲しい。
これが、あなたよりほんの少しだけ先を歩く、私の願いです。
そして、これを伝えていくことが、私の義務です。
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起業とは、自分の成長のため、一生続く学びの道です。
この道を選んだあなた。
覚悟を決めませんか。
ノブレス・オブリージュ
恵まれた人間が果たすべき義務を、
まっとうしたくはありませんか?
覚悟を決めた人と、もっともっと出会いたい。
食べるためだけの仕事ではなく、
魂の成長のための仕事を求めてやまない人たちと、
一緒に歩いていきたい。
そう願っています。