「コンサル」という肩書に居心地の悪さを感じてしまうのは
起業コンサルの仕事を始めて、はや10年。
なのに「コンサル」という肩書に、ずっと違和感があった。
なぜかというと、
コンサル → クライアント : 「稼がせてあげる!」
クライアント → コンサル : 「稼げるようにしてくれる!」
みたいなニュアンスをどうしても感じてしまうから。
・なんか指示的
・なんかエラソー
・なんか上から目線
だと思ってしまう。
これはあくまで私個人のイメージ、というか偏見だとは思う。
でもおそらく私と同じようなイメージを持っている人は、少なくない割合でいるのではないか?
主役はクライアント。
コンサルタントというのは裏方、影の存在だと私は思っている。
だから自分がキラキラ目立つことや、あこがれのライフスタイルをアピールすることで集客するコンサルのビジネスモデルは、私には異次元の世界(笑)
そんなこんなで、「コンサルタント」という肩書はどうにもこうにも居心地が悪かった。
だからずっと考えていた。
じゃあ、いったい自分のやっていることはなんなのか?と。
で、やっとひらめいた。
私は「コンサルタント」ではなく
「参謀」
この言葉が一番しっくり来る!
繰り返すが、あくまでもこれは私個人の感覚であり意見。
コンサルに「稼がせてくれる!」を期待する人がいていいし、それに応える人もいていい。
ただ、私が「コンサルタント」として意図するものは、
クライアントの中にある想い、ミッション・ビジョンを現実化すること
戦略や戦術を練り、クライアントが実現したいことを、ビジネスの形に落とし込むサポート
「稼げるようにしてあげる」ことが目的ではない。
もちろん、ビジネスを続けていくためには資金が必要。
だから、収益を上げるのはあたりまえのこと。
でもそれは手段であって、目的ではない。
ミッション・ビジョンを実現するためには、その手段として、当然、お金のことも考えなくてはいけないよね、ってことです。
個人事業主というのは、自分が社長。
創業者であり、経営者であり、かつプレイヤー。
ひとりで何もかもこなさなければならない。
起業するような人、自分のビジネスを創りたいという人は、目標に向かって突き進むのは得意。だけど現実的に計画することはニガテな人も多い。
そんなときに、冷静に情報を収集・分析し、戦略を立てる「参謀」がいたら、成功への道のりは険しいものではなくなる。
社長の右腕
経営のNO.2
そんなイメージで私を使って欲しい。
そういう関わり方を、私はしたい。
そして隣で言い続ける。
「だいじょうぶ、なんとかなる!」
私のプロファイルはメカニック。
創造と革新の「ダイナモ」と、効率と論理性の「スチール」の特性を強く持ちます。
直感で動くエネルギッシュでダイナミックなところと、
分析し体系立てて考え、細部に気づく冷静さと。
両方を合わせ持つ、なかなかに矛盾したプロファイル 。
「参謀」向きだと、我ながら思う ^^
たかが言葉。
されど言葉。
「参謀」というしっくりとくる言葉が見つかったら、これからの自分の進むべき道が見えてきた。
これは単なる肩書の問題ではなく、
自分はどうありたいか。
「あり方」の問題だから。
「参謀」として関われる相思相愛のお客さまと出会いたい。
宇宙にオーダーします(^^)/