「ガツガツしないと稼げない」って、それスコトーマ!
前回まで2回にわたって、薬を売らない薬剤師・国際中医師、すてらす代表 藤巻祥乃さんが語ってくれた、「努力と頑張りでなんとかする」から抜け出して、道が拓けた3つのヒケツを紹介してきました。
最後にもう1つ。
最近祥乃さんは大きな大きなブレイクスルーがあり、また道が拓けました。
今日はそのお話を。
「お金」とか「稼ぐ」とか。
そういう言葉を聞くと、うぎゃーってなっちゃう人、そわそわしちゃう人。きっと目からウロコが落ちまくると思うので、以下、どうぞ(^^)/
さて。
昨年末、「来年の事業計画はどうしましょうか?」を考えていたときのことです。
ビジネスが軌道に乗ってくると、目の前にチラついてくるのが、
年商1000万を超えるか?
法人化するか?
ここ、しっかり考えておいた方がいいので、「どうします?」というお話をしていました。
で、そのときポロっと、祥乃さんが言ったんですよねー。
「私はガンガンってタイプじゃないので...
1000万、2000万って、バンバン行けるのならいいのかもしれないけど、」
ん?
ちょっと待ったーーーー!!!
そこー!!
もしかして、バンバン行かないと、1000万2000万いかないって思ってない?
バンバンしなくたって、コツコツと積み上げて、着実に、地味に、1000万2000万の道だってあるよね?
「ああ、そっかー!そういうことか...
なるほどー!!」
と。
いわゆるひとつのスコトーマ(笑)
するっと外れました。
このことは大きなブレイクスルー。
先日も、こんなふうに語ってくれました。
ガンガン!
バンバン!
ガツガツ!!
「稼ぐ」という言葉に、こんなイメージ、貼りついちゃってはいないでしょうか?
それ、思い込みです。
スコトーマ(心理的盲点)です。
別にそうじゃなくたって稼げますから(笑)
やり方はいくらだってある!
自分に合ったやり方でやればいいんです。
自分に合ったビジネスモデルを作ればいいんです。
長く幸せに続けていく3つのヒケツ、思い出してくださいな(^^)/
「月商7桁!年商8桁!」というのが、起業女子ブームのころ流行りましたが。やっぱり今でも「年商1000万」というのは、一つのステイタスだったり目標だったりもするようです。
だがしかし!
年商1000万って、一番やっちゃいけないことなんです。
なぜなら、売上げが1000万を超えたら、消費税業者になるから。
消費税というのは、所得に対してではなく、売上げに対して課税されます。
つまり年商1000万なら、消費税として売上げの10%、100万円を納めなければならない。所得税とは別に。しかもキャッシュで(^^;
だから、年商1000万を超えるなら、いっそもっと、1500万とか2000万とか稼がないとツラいんです。
日本は累進課税の国です。
このあたりから、支払うべき税金の額がどんどん大きくなっていくんですよね。国民健康保険税なんて、「え?これ、年額じゃなくて月額?!」って驚きましたよ。
「年商8桁!」とか言う人は多いですが、こういうリアルなお金の話をするコンサルさんがいないのが、ワタシは不思議でしょうがないです。
事業資金としてプールしておかないと、ぺらっと届いた通知書を見て真っ青になりますから(笑)
なので、年商1000万を超えるなら、1000万をもっと超える事業計画を立てた方がいい。エクセルとにらめっこして、いつ何を売るかを決めていきます。
もちろんこれは「捕らぬ狸の皮算用」ではなく、今までの実績を踏まえての計画であり、仕組み化が出来ているから出来ることです。
とはいえ、まだ仕組みが出来ていない人でも、数字で見るのは大事。
どこが弱いか、どこに力を注げばいいか、一覧にすれば見えてきます。
こうやって現実的に具体的にロジカルに、考えていくのが起業です。
現実と向き合うから、逆に怖くなくなるんですよー(^^)/
ビジネスの設計図、ビジネスモデルの作り方はこちらで学べます。
こんな感想もいただいています。