すでに3億円持っている
「ワタシ、3億円持ってるじゃん!」
昔、そう気づいたことがあるんですよね。
今日はそんな話を書いてみようと思います。
もしかしたら、
「お金は幻」
ということに、気づいてしまうかもしれません。
会社員のころは、よく宝くじを買っていました。
「宝くじ当たったら、今すぐ会社なんか辞めてやる!!」
20代、30代のころは、そうイキマイテました。
でも、40代になったくらいからか、
「宝くじが当たっても会社辞めないな」と思うようになりました。
もしも宝くじが当たって、3億円が自分の銀行口座にあるとしたら、
「いいんだよ、いんだよ~。
いつでも辞めるからね~。
いつ辞めたっていいんだもんヽ(^。^)ノ」
ハラの中でエヘラエヘラと思いながら、理不尽な上司の話も聞き流せるだろうなぁと、考えるようになったんですよね(笑)
まあもちろん、3億円が当たることはありませんでした。
10枚買えば必ず当たる末等と、せいぜい1000円とか3000円の末等の次くらいしか、当たりを引き寄せることは起きませんでした。
そして私は、ある日突然、会社員を卒業し、
そして、ある日突然、「なんにもない私で始めてみよう」と、人さまからお金をいただいてやっていくことを決めました。
そしてまたある日突然、
起業してどのくらい経ったころだったでしょう。
まだまだ起業は軌道には乗っていないころでした。
「そういえば、宝くじ買ってないな。
久しぶりに買ってみるか~」
と思ったのです。
で、その瞬間、気づいた。
「あ、ワタシもう3億円持ってる?!」
もしも3億円当たったとしても、
明日も私は
「誰かに届きますように」
「どうかわたしを使ってください」
と、ブログを書くだろう。
3億円あろうと無かろうと、私の暮らしは変わらない。
ならばもうすでに私は、3億円持っているのと同じじゃないか!!
そう気づいて、宝くじを買うのはやめました。
本当の豊かさとは何か。
あのころの私は、寝落ちしながらも毎日毎日、ブログにそれを書いていました。
だからまず、自分自身の意識がそうなってなきゃおかしい。
自分のブログの一番の読者は自分ですから(笑)
結局わたしは、会社員を卒業してから一度も宝くじを買わないまま。
きっともう、宝くじを買うことはないのかもしれません。
始まりは、「食っていくため」でした。
だけどやり始めてみたら、起業という生き方は、
私が私らしく生きていくため
世界とかかわり続けるため
この世界にいる証として、
この私で「生きるため」にあたりまえにやるべきこと
になっていました。
3億のお金を積まれるよりも、
「明日もあさっても、これをやっていきたい!」
そう思える何かがあることの方が、とてつもなく豊かだし、幸せだし、人生は楽しい。
自分の中にあるそんな何かに気づいて、起業という生き方を楽しめる人が増えるといいな。
そう願いながら、この仕事をやってます。
始まりは、「もっと稼げるようになりたい!」で全然かまいません。
それも大事なことです。
そして、それを実現するサポートも、どうやら私はかなり得意です(笑)
だけど私とご縁を結んでくれる人たちは、さらにその先へ。
自分がなにものであるかに目覚め、
他の誰でもないこの「私」という天職を生きる。
それを自分のクライアントさんに伝えていける人になって欲しい。
そう心から願って、サポートさせていただいています。
本当の豊かさを生きるようになれば、お金という扉も自然と開かれていきます。
でも、「足りないから欲しい」のではなく、すでに満ち足りて「ある」
ということがわかってしまうと、必要以上に欲しくはなくなります。
だって、本当の豊かさ(Abundance)とは、
する必要があることを
する必要があるときに
やれる能力
以上!
ですから。
人は何も持たずに生まれてきます。
そしてこの世界を去るときにも、何も持ってはいけません。
ただ、この世界で生きた体験だけが、魂に刻まれていきます。
だからこれからもずっと、問い続けていきます。