延長妊婦出産記録
□40w3d
予定日が過ぎたので3日おきの検診へ。
実は朝、おしるしがあったけど腰が痛むくらいでそんなにひどくなく軽い気持ちで産院に行き、尿検査のためにパンツを下げたらけっこう出血。
慌てて受け付けに行き、先生にみてもらったら破水までしていたので入院に…。
採血したり、NSTで心拍見たり。
破水はしていて羊水は減っていたけど、子宮口は2センチしか開いてなくてとりあえず個室で様子見。
朝ご飯を食べずにきてしまった上に入院バッグも自宅で夫は仕事を遅刻してとりにいってくれた。
夫が持ってきてくれたおにぎりを2つ平らげ、陣痛バッグ忍ばせていた無印のバウムクーヘンまで食べた。
こんなにお腹が空くならもっと沢山お菓子を持ってくるんだったと後悔している。
お昼ご飯が出て、3時にはおやつが出た。
陣痛はきてるが、子宮口が2センチしか開いておらずバルーンと呼ばれるみず風船をいれて子宮口を無理やり開かせる。
そこから陣痛もパワーアップしていく…
夜ご飯中も陣痛の合間に少し食べた、お産を進めるために。
夕方8時半に嘔吐したが、内診グリグリで一気にお産が進み、バルーンも抜けた。
そのタイミングで夫を呼び、しばし個室で陣痛との戦いへ。
その後分娩室に8センチで入り、さらに陣痛と戦う。
どうやらおしっこがでなくて、陣痛も2分おきにくるのでなかなか行けず、管をいれてとってもらった。
隣の大きな分娩室が空いたので移動…。
移動がめちゃくちゃキツイ。
その後、分娩室に入る。酸欠になり体が痺れはじめたので酸素マスクでの出産に。
それから1時間くらいでわが子爆誕…。
夫号泣…。私ボーゼン。人間、入ってたヨ…。
私最後イキミすぎてオマタボロボロ…。
縫うのに1時間もかかった。その後夫とお子対面。びっくりするくらい夫に激似なべいびー。
狭い産道で押し込まれて、頭が長くなってしまったけど可愛い。
めちゃくちゃ夫に似て毛深いケド。
その夜は眠れず、産後ハイな状態。
忘れないうちにとノートを書いてる。
陣痛ってめっちゃお腹壊したときみたいに痛いんだなぁとか。
赤ちゃんをいきむのって固い便秘みたいだなぁとか。
なんかもう深夜だけど眠れなくて、個室に戻ってベッドに入っても陣痛を思い出して怖くなった。
朝方に新生児室を覗いたらやっぱり夫似な毛むくじゃらで笑ってしまった。
頭がキウイフルーツみたいに沢山髪が生えていて眉毛も濃くてなかなか凛々しい。
他の赤ちゃんは、キラキラした産毛なのにうちの子は背中まで真っ黒な毛むくじゃらで、別の生き物のようだ。
その日のうちに、小児科の先生が見てくれたところ黄疸の数値が高めで今は光を当てて黄疸を分解していた。
小さな生き物すぎて、おっかなびっくり触っている。
妊娠してからは毎日大変で出産がゴールだと思っていた。
出産してからがやっとスタートなんだと改めて知る今日この頃である。
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