【CK3解説】兵力を増やそう
兵力を構成するもの
まずは兵力を構成する要素を押えよう。
兵力は以下のような種類が存在する。
①徴募兵
②常備軍
③騎士
④特別な軍隊
⑤傭兵
⑥聖戦騎士団
上から順にみていこう。
①徴募兵
CK3の百科事典では、徴募兵は以下のように定義されている。
徴募兵は、ほとんどが不十分な武装をした兵士によって構成されている。(農民兵、暴徒、地方の傭兵、困窮した貴族、小規模な土地所有者など)
兵力を構成する中で最も多くの割合を占めるが、上述の百科事典に記されている通り、戦闘のプロフェッショナルではないため、最低限の戦闘能力しか持たない。
②常備軍
各領主が抱える戦のプロ集団である。徴募兵が戦のときだけ集められる兵士であるのに対して(=生活のための仕事は別にある)、彼らは日々の訓練に対して給料が支払われる。圧倒的な攻撃力や攻城能力を持つが、いかんせん維持するのにゴールドを必要とする。新たに創設するのにもゴールドが必要になるので、まずはゲーム開始時点で保有する常備軍を活用しよう。
③騎士
徴募兵や常備軍が集団であるのに対して、騎士は個人である。廷臣と封臣から構成され、彼らの持つ「武勇」ステータスがそのまま強さとなる。ゲーム序盤における彼らの戦闘能力は戦の趨勢を左右するため、優秀な騎士は積極的に宮廷に招こう。
ちなみに文化圏によって呼び方が異なり、西洋では「ナイト」、ムスリムでは「ファーリス」、アフリカやスラブでは「チャンピオン」、ビザンツ帝国では「エテレイア」となる。フレーバーとして呼称が変わるだけで性能に変化はない。
④特別な軍隊
特定の条件下で保有できる兵力である。徴募兵や常備軍は戦闘などで減った人数が時間経過で補充されるのに対して、特別な軍隊は補充されない。多くの場合、歴史的な征服事業を行った人物に対して、ゲーム開始時点で付与されており(征服王ウィリアム1世など)、その人物の業績をプレイヤーが追体験するための措置と思われる。後継者へと代替わりした際に継承されないケースもあるので、よく確認しよう。(例えばヴァイキングの特別な軍隊は継承されない。首領個人の腕っぷしに惹かれた野郎どもだと思われる。一方でセルジューク朝やモンゴルの特別な軍隊は継承される)
⑤傭兵
雇用した際にのみゴールドを支払う兵力である。維持費がかからず、雇用した瞬間から運用できる点で常備軍と異なる。雇用する人物の階位によって雇用費用が異なり、同じ傭兵を雇うのにも一伯爵と皇帝では必要な経費に大きな開きがある。
ちなみに各地域に対応した傭兵がいる。あなたが西洋の君主として傭兵欄の傭兵隊をすべて買い占めても、ムスリムはムスリムで彼らの地域の傭兵隊を雇用するので注意。(「キャラクターの切り替え」機能を使ってみるとよくわかる)
⑥聖戦騎士団
宗教的に対立する君主との戦争時に雇用できる。ゲーム開始時点では存在せず、「大きな決断」から創設する必要がある。
兵力を増やそう
・ゲーム最序盤の兵力増強
上述した兵力の種類で見てきたように、常備軍や傭兵といった強力な軍隊の雇用にはゴールドがかかる。序盤の苦しい金回りの中でこれらを無理に雇う必要はないので、まずは金策同様、直轄領を増やすことにフォーカスしよう。直轄領が増えれば動員できる徴募兵の数もおのずと増え、ある程度の兵力が揃うはずだ。
では、直轄領を増やす兵力も苦しい場合はどうするか。優秀な騎士を集めよう。「決断」から「ナイトを招待する」を行っても良いが、もっとも優秀な手段としては、自身の宮廷にいる女性の廷臣を使うことである。女性の廷臣の「配偶者を探す」から、「婿養子」にチェックをつけた状態で候補者を「武勇」順で並び替えることで、プレイヤーの宮廷に強力な騎士を呼ぶことができる。
ちなみにこの方法は宰相や家宰など評議会の人材を集めるのにも役立つので覚えておこう。
・ゴールドに余裕が出てきたら
常備軍を雇おう。基本的に軽装騎兵と攻城兵器が最も効率が良い。ゲームに慣れてきたらプレイスタイルやロールプレイなどで様々な兵科を雇うのも面白いが、最初は前述の二種類で事足りる。
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