【CK3解説】直轄領について
直轄領について知り、領国の富国強兵に役立てよう。
直轄領とは
伯爵領を領有している人物は、その伯爵領の中心地となる伯爵領首都を直轄領として領有している。
以下の画像で言えば、フランス王フィリップが保有するイル・ド・フランス伯爵領の伯爵領首都はパリであるため、パリが直轄領となる。
伯爵領は伯爵領首都と男爵領で構成されるが、この二つは合わせて所領と呼ぶ。伯爵領首都は、常に一番左側の所領であり、男爵領はその右側に続く。
所領の種類
所領には3つの種類が存在する。
・城塞
・寺院
・都市
である。
このうち、プレイヤーをはじめとした世俗の領主たちが領有できるのは、城塞のみである。厳密には領有すること自体はできるものの、税金や徴兵が一切手に入らないため、領有するメリットは無い。(むしろ直轄領にカウントされるためデメリットしかない)
寺院所領や都市所領は司教や町長に管理を委託することになる。手動で任命してもいいが、「新たな封臣を任命」ボタンを押すことで、自動でNPCに割り当てることができる。
寺院所領や都市所領の税金と徴募兵は司教や町長のものとなるが、彼らの収入の一部が伯爵領の領有者に税金として納められる。ちなみに一つの伯爵領の中に城塞が二つ以上あれば、それらすべてを伯爵領領有者が直轄領とすることはできる。
なお、多くの伯爵領は、城塞所領が伯爵領首都として設定されているが、寺院所領が伯爵領首都である伯爵領(例:ランス、ミュンスター)や、都市所領が伯爵領首都である伯爵領(例:ピサ)もなかには存在する。
直轄領を細かく見る
伯爵領と所領(伯爵領首都と男爵領)について理解したところで、伯爵領管理画面の各項目が、伯爵領と所領のどちらに紐づいているかを確認しよう。
伯爵領ごとに管理する項目
(=ある伯爵領に属するすべての所領で共有する)
・支配
・開発度
・領民の評価
・文化
・宗派
所領ごとに管理する項目
・税金
・戦利品
・徴募兵
・供給限界
・建築物
・地形
各項目の影響
それでは、直轄領の各項目が、どういった影響を及ぼすか見ていこう。
伯爵領ごとに管理する項目
支配
おもに税金の金額に影響する。例えば、支配の値が50であれば、税金は50%減少する。戦争で占領された伯爵領はこの値が下がる。征服したばかりの伯爵領はたいていの場合支配の値が低いため、評議会の元帥に「領内の支配を強化」を命じよう。
【CK3解説】評議会の仕事(予定地)
開発度
税金・徴募兵・供給限界が上昇する。文化の進歩にも影響するため、とくに意識したい数値になる。基本的には、プレイヤーの領国の首都を対象に、評議会の家令に「領内の開発力上昇」を命じておこう。
【CK3解説】文化について(予定)
領民の評価
直接リソースに影響することはないが、あまりにも低いと反乱が起きてしまう。文化や宗派が伯爵領の領有者と合致していれば基本的に問題はない。異教徒の土地を征服したら評議会の聖職者に「領邦を改宗させる」を命じよう。
文化
その伯爵領がどの文化に属しているかを示す。CK3ではいわゆる「技術ツリー」が各人物ごとに独立しておらず、同じ文化に属する人物は同じ技術ツリーを共有する。技術ツリーのアンロックがどのくらい早く進むかは、その文化に属する伯爵領の開発度から影響を受ける。
宗派
領民の評価同様、直接リソースに影響することはない。徐々に自宗派に染まっていくため、最初のうちはあまり意識せずともOK。
所領ごとに管理する項目
税金
その所領の領有者が得る収入である。領有する直轄領から得られる税金の値をすべて足した額が画面右上の月間収入となる。建築物を建て、開発度を伸ばすことが肝要になる。建築物については別記事にまとめるので、そちらを参照してほしい。
【CK3解説】建築物について
戦利品
その所領を略奪/占領したときに、得られるゴールドである。
徴募兵
その所領の領有者が動かせる徴募兵の数である。
供給限界
その所領に駐留できる兵士の上限になる。詳しくは戦争について別記事にまとめるので、そちらを参照してほしい。
【CK3解説】戦争について
建築物
その所領に建つ建築物である。税金同様、別記事を参照してほしい。
地形
その所領の地形である。建築物の記事で解説するので、そちらを参照してほしい。
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