私の「アーモンドアイはヤバい」と気づいた瞬間

アーモンドアイ。日本史上最強?牝馬。絶対的女傑だと誰もが認めているだろう。少なくとも2019年有馬記念前までは。
しかし、覚えているか。2018年春。桜花賞。
1番人気はコイツじゃなかっただろう。
ラッキーライラックだろう、当時の世代トップだと思われてたのは。
桜花賞、いざスタートするとアーモンドアイが強烈に突き抜けた。
でも私はまだ気づかなかった。
次のオークス。アーモンドアイ1強ムード?いや、覚えているか。3強ムードだっただろ。
アーモンドアイ、ラッキーライラック、そして第三者サトノワルキューレ。
かくいう私も、オークスはラッキーライラックの番だと思っていた。
頑張れば現地観戦できたけど、気づいていない私は観に行かなかった。
そしてワンセグで観戦し、私は気づいた。
こいつはヤバい。

着差で語れない強さというものを、初めて理解した。
どのくらい確信したか?翌週の最終面接で面接官に主張したくらい。

秋華賞、結局行かなかったけど京都までの夜行バス調べたりしてた。
JC、ドバイ、安田記念、ことごとく都合悪くて観戦できず。私はもう生でこの馬を観られない運命だと思った。
安田記念なんて、観に行けなかった自分を慰めるように負けたからな。

天皇賞秋、なんと私は現地観戦に成功。
もう負けてもいいと思ってた。本馬場入場開始前に勝手に先に入ってくるアーモンドアイを見ただけで十分だと思った。
だけど直線、内にもぐりこんで抜け出しにかかる。ヤツの勝利を確信した私は、すでに涙ぐんでいた。
今までも感動するレースはあったけどね、泣いたのは初めてだよ。しかも直線半ばからね。
着差がなくても超えられない壁があるんだよコイツには。
3馬身差勝利という、アーモンドアイにしては差を付けた勝ち。
ただでさえ強いのにさらに想像を超えてくる。

もう私にアーモンドアイは与えてくれた。
たとえ2020年どうなっても、自分史上最も感動した馬。
もう何もいらない。夢の続きはあってもなくてもいい。

はい。結論。
オークスを見て、こいつヤバいと気づきました。

P.S.
2019後半のリスグラシューもヤバいです。
有馬行かなくてよかった。

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