(20)力を入れたり押したりしたら全身アチコチ痛いのが普通だと思ってた、のお話(後編)
ハイ後編ですコンニチハ( ゚Д゚)ノ
まだ色々と頭がぐるぐるしつつ、どうにかどうにか。
つい見ないフリしたくなってしまうけど、自分の事について家人とも語ったのでそれをまとめて書いてみます。
■現状を把握しよう!
まず現状を把握。
いつから?→ 物ごころ着いた頃から。
何処が痛い? →全身の筋肉、関節、骨・・・かな?
どう痛い?→ 力を入れると。押すと。場合によって何もしなくても。ズキーン、と痛みが走ったり、ズン、と痛かったり、痛みの出方は色々。
なぜ今まで耐えていた?→ 幼少期から祖母に「痛みや不調は口にしないもの。痛くても具合悪くても我慢して耐える。痛いと言ってはいけない」と躾けられていたから耐えるものだと思っていた(真顔)。
なぜ「みんなそうだ」と思っていた?→ 幼少期、祖母に「みんな痛くても具合が悪くても我慢して耐えて頑張ってるんだからお前もそうしなさい」と言われ、みんな我慢して耐えているんだと鵜呑みにした。(多分祖母は、痛い事がもしあったとしても、という意味で言ったのだと思う。まさかずっと痛いとは思ってなかったと思う)
辛く無かったのか? →辛く無かった訳では無いが、・・・ていうか辛かったのだけど他にも病気や後遺症があって、死ぬ目にもあったし、そも身体が不調なのは当たり前すぎたのと、痛いと言わないようにしていたのと、我慢出来ず痛い事を言うと「大げさな」「痛がり」という感じで周りに良く分かって貰えなかった。
勿論、原因がわかっている痛み(転んだとか、ぶつけたとか、生理痛とか)については話して理解してもらえることがあったが、原因のわからないこの痛みについては言うと「筋肉痛でしょ」「なんかしたんでしょ」「筋肉無いからでしょ」という扱いで、そうなのか~とも思っていた。
治療が必要だとは思わなかったのか?
→わかってなかった期:3歳(4歳直前)の全身火傷の時から全身痛くて眠れない、何しても痛いっていうのがある種当たり前になっていた。全身火傷が落ち着いてすぐ、5歳の時の謎の肺病。10年ほど治療したが完治せず寛解(病気の症状がほぼ消失した状態だが完治はしていない)。後遺症が有りずっと不調の状態。痛いのも辛いのも当たり前の状態で、この痛みが何なのかとか何故起きるのかは分かって無かったし麻痺してた。
→成人後:精神疾患、脳髄炎など様々病気を抱え、脳髄炎の時に検査の結果【人より痛覚が鋭い】と言われ、人の2~3倍痛みが強いと判明。なるほどなー!と納得していた。だが後遺症も増え、流石に「これは辛いな」と思う関節の痛みについてリウマチを疑い医者にかかったが「なんでもない。痛み止め塗っておいて」と言われて、やはり何でもないのか~と思った。
対策はしてたのか? →長年の経験で出来るだけ痛く無い様に動いていたけど、痛くてもやらないといけない事は沢山。自分の事は自分でやるべき!という思いもあり、痛くても何でもやらないとだから我慢してやってきていた。
それに、筋肉無いから痛いのかもしれないとか、身体が固いからかもしれないと思ってストレッチしたり老人用筋トレしたりしてた・・・
■把握した感想
―――んんんwwwwwwww
把握すればするほど、私が馬鹿ねwww
まぁ、例の父方祖母も大概だとは思いますが・・・でも祖母は戦中を生き抜いた強い女性で、満州から子供を連れて生きて帰ってきた豪傑。誰よりも強い人でした。悪気はなく、時代的に強くなければ生きられないのが当たり前だった・・・てことですね。
というか父方は根性論のスポコン一族。病は気から!気合を入れれば病は治る!病気は甘え!・・・という家で、病気になった幼児というのは肩身が狭く、病であることは悪い事だという認識を持ってしまうくらい病気に理解が無かったのも事実。
とはいえ、病気で苦しむ人が後々出てきて・・・スポコン根性論の人たちも病に侵され・・・次第に「あれ?病気って根性じゃ治らなくない?」というのは分かってきたようですが、その頃には私はもう祖母の洗脳(笑)がすっかり終わって呪い状態だったので、痛いということは悪い事だ!病気の人間は駄目なやつだ!くらいのノリで、とにかく弱音が吐けない耐える長女になっておりましたとさwww
■振り返ってみる
成人して実家を飛び出し、社会に出て、そこで祖母や一族の教えと社会が違いすぎてカルチャーショックを受け、その差異が埋められず精神病になり・・・その時点でコレについても気付けば良かったんだなぁ( ゚Д゚)
全く気付かなかった私www
――というか、きっと辛すぎて見ない降りしたのかな? と思う。
同時に、辛いからこそ【皆も辛いの頑張ってるんだから私も頑張ろう】と、間違った認識を使って、自分が頑張る原動力にしていた・・・のかもしれない(;゜∇゜)
いやー・・・でもだとしても、今までなんで普通のことだとしてたんだろう馬鹿じゃないか?! 家人にもふぉろっわちゃんにも言われたけれど【痛みがある=身体に問題がある】わけで!
今まで痛がる人居たか? 居ないわ! 居なかったよ確かにー! でもみんな言わないんだと思ってたし、もしかして?と思ってても多分、気付きたくなかったんやな! 自分だけ痛いんだと思いたくなかったんな! 無意識にわかってたのに気付かないふりしたんな! そうしないと生きれなかったんなー!!!
・・・なら、しゃーないな(;゜∇゜)
まぁ、小さい頃からずっと自分で病の身を責めてて、認める事が出来たのなんてここ数年の事ですから。それこそnoteを書き始めてからのことです。
言ってしまえば、家人に「痛いっていうの、我慢しないで言っていいよ」て言って貰い、我慢せず口にするようになったのがこの2年くらいですからね!!
ずっと痛いのは我慢して耐えてるのが当たり前だった。我慢するものだった。どうにもならない【当たり前】なのだから黙ってるものだった。
・・・いやはや、幼少期の擦り込みというのはなかなか恐ろしいものです。うむ。
多分今だからこそ気付けたんだろうな! と思う。少し前なら、家人にも言えなかった。それに、話してて「あれ?もしかして痛いのっておかしい?」て気持ちになったのも、今だからだ。
■痛い事は痛いと言って良い
家人のおかげで痛いのを見ない降りしなくなって、痛いのを痛いと言えるようになって、だから解った今回の事実。
普通は痛くない事だが残念ながらわたしは痛い。
残念だが、痛いものは痛いのだ。寝返りを打つのに身体に力を入れるのも、起き上がるために掛け布団を腕で持ち上げるのも、買い物の荷物を持つのも、何もかも痛い。
自覚をしたこの十日、今まで無視してこれた痛みが、気になって仕方ない。痛くて辛い。しかしそれを隠さなくて良いなら、うん。隠さなくていいなら、まあいいか!
痛いわ! しゃーない!( ゚Д゚)ノ
落ち着いたら検査なりするが、もう今更だ。長いことコレなんだからな。焦ってアレコレ慌てたところでな。確かに楽になれば有りがたいが財布にも相談せねばだし。とりあえず無理せずいこう!
・・・て考えると、わたし無茶してたな?! 身体のコリはストレッチ!筋力つけたいから老人向け筋トレ! と、痛くてもやってたがまったく効果無かったのはそれだな?!むしろ逆効果・・・( ゚□゚)
運動するたび痛くて辛かったんだよなぁ・・・アホやなぁ・・・(/´△`\)
■家人の見解
家人曰く。
「もにゃの痛みは、まず幼少期に身体造りが出来てない+病気怪我で身体を痛めた+緊張型で身体がコリやすい+筋力無くて動きが負荷になりやすい+ストレスで痛覚過敏過多・・・の総合かも?」と。
―――なるほど・・・( ゚A゚ )
家人「脳髄炎の時の検査(電極付けて痛みの電気信号を調べるヤツ)で、人より痛覚が過敏って結果だったのは、元々常時あった痛みプラス検査の痛みで大きく痛みを感じてたのであって、検査の電極の痛み事態はその数値通りの痛みだったかもしれないね。こう、ポイント制で加算されてる感じで」
―――なるほどΣ(;゚Д゚)!
そうか・・・ポイント制(;'∀')
・(常時)幼少期に身体造りが出来てない「筋力&運動不足」 1Pt
・(常時)病気怪我で身体を痛めた「肉体の損傷」 1Pt
・(仕事時)緊張型で身体がコリやすい「全身の岩状態」 1Pt
・(動作時)筋力無くて動きが負荷になりやすい「動作によって不可」 1Pt
・(ストレス時)ストレスで痛覚過敏過多 1Pt
常時2Pt痛みがあって、そこに動くと1Pt加算され、仕事してストレスで2Pt加算され・・・最強5Pt痛み(´・ω・`)
そういや電極検査の痛覚過敏の話しの時に医者が「ストレスで痛覚は2倍以上に感じる事があるから」って言ってたな・・・なるほどね~・・・病気や痛みがストレスになるとも言ってたな・・・
てことはだ( ゚Д゚)
もにゃさん、この状態でないかい???(; ・`д・´)
エンドレス!!ループ!!はぁああああああ(;゚Д゚)
そりゃ日々痛い筈だわーーーー!痛いの当たり前じゃね?!
と、納得してた私に家人は追い打ちをくれましたwww
家人「もにゃの場合ポイントはプラスじゃなくて二乗されてってると思うし、まずストレスの1Ptは【〇〇ストレスで1Pt】みたく細分化されてるから総合値はガンガンあがるよね」
・・・Σ(;゚Д゚)はわぁああああ!
そ、そうだね!!! 天気痛気象病の不調ストレスで1Pt、仕事ストレスで1Pt、布団から起き上がれないストレスで1Pt・・・みたいになってるね?!流石家人よくわかってるーーーーーーー!!
はぁああああ(;゚Д゚) そりゃー痛いわー!わたしの性格もあって倍増してるわーーーーwwwwwwwww
もう痛いのって仕方ない通り越して当たり前じゃんwww 笑うwww
家人「でもさ、身体造りが出来てないのも、病気や怪我で身体壊したのも、緊張型で身体がコリやすいのも、動きが負荷になりやすいのも、ストレスで痛覚過敏になるのも・・・全部、もにゃの所為じゃ無いよね。好きでそうなったんじゃない。もにゃは悪く無い」
と、家人に言われて、目が飛び出ました( д) ゚ ゚
・・・え?わたし悪くないん?病人になったのって、家業では悪い事だったんだよね・・・(;'∀')
お前が健康だったら男だったら跡継ぎに最適だったのに!て顔合わせるたびに言われて、病弱な事と女な事はセットでずっとずっと引け目なのですが・・・と、ごにょごにょ言うもにゃさん。
家人「ドクターストップで安静指示だったのに運動させて悪化させたの親だし、全身火傷も親の責任。子供に緊張させる生活を強いてたのも親や一族でしょ? 痛みを我慢させたのも一族と親でしょ。悪気があったんじゃないとしてもそれが発端で。全部、もにゃの所為じゃない。もにゃが病気になりたいです!痛くなりたいです!て自分でなった訳じゃないんだよ」
おお・・・
・・・それもそうだ( ゚Д゚)
そうか・・・わたしは悪くないな?
好きで病気になったでなし・・・
うお。泣くぞ?(´;ω;`)ウッ…
―――家人に、例のついったの結果を話したとき「あのね。聞いたらね。みんな、痛くないんだっt・・・ドバー!」て泣いてしまい、「わたしずっと何しても痛いんだけど、みんなは痛くないんだね? 痛くないってのが私には分からないんだよ」て号泣してしまったのですが、「痛いのも辛いのも、それを我慢したのも、それは全部もにゃのせいじゃないよ」と。
そうか~・・・そうだな。私は家業での躾けや性格の所為もあってなんでも「自分が悪い」って思いがちだけど、私別に悪く無いんなー。
ふぉろっわちゃんも頑張ってたね!ていってくれて、ナデナデしてくれて、慰めて、励まして、労ってくれて・・・
うむ。わたし頑張ってた!
頑張って生きてた!
痛くても頑張って生きてて偉いヾ(o≧∀≦o)ノ゙
辛いけど、辛かったけど、知ったからには無理しない!!生きるの大変だけどのんびりいこう。
と、思いました!
■感謝
しかし、改めて。十代の時に実家を早目に出ると決めたのと、結婚諦めた事は正解だったな。3才から病気ばっかり薬漬けで身体ぼろぼろ。半寝たきりで家事も出来ない。ろくに働けない。生きてるだけで精一杯。誰かのお世話する余裕ないわたしは育児も不可能だったろう。そしてそんな身体であの家に居たら無理しまくって命削っただろう。
高校生のとき、そう考えたのは当たりだったな。
病弱仲間のルームメートと助け合い生きる今が最適解だ。(*^ー゚)b グッジョブ!!高校生のわたし!!
そして二十歳の時からルームメートしてくれる家人ありがとうだよ。
実家の呪い(笑)を次々解いてるの、家人だもんな・・・すげーな!すげーよ!ありがとう!
事実を知りたくて、心配させてしまう事も気付かずにアホな質問したわたしに真摯に対応してくれたふぉろっわちゃんも皆ありがとうです!
お陰で認識を改める事ができました!
事実を知れた!認識を改められた!
感謝しますm(_ _)m
んで最後に。頑張って生きてるわたしの身体よ、ありがとう。これからは無理せず生きよう( ´∀` )b
連日出前とレンチンレトルトご飯だしあれもコレもやれてないが、生きてるから良し!
痛いのを見ないフリするのはもうやめて、気付かないフリも無視も止めて、「痛いものは痛い!でも私は悪く無い!」と向き合っていきます!\(^_^)/
今日も楽しく推し活して生きよう!おー!
・・・ということで。
お騒がせしましたm(__)m
みなさんありがとう。感謝ーーーーーーー!!!ジャンピングε=ε=ε=(ノ ̄▽ ̄)ノ土下座ーーーm(_ _)m