旅ブックスMAGAZINE|2023年5月記事まとめ
2023年5月に公開した記事を紹介します。
5月1日(月)
「全国最中図鑑」51 雪ぼうし(北海道江差町)
北海道の代表的な港町・江差で、江戸時代から菓子屋を営んできた五勝手屋。この珍しい店名は、当地にヒノキの伐り出しにきていた南部藩が、五花手ごかって地区で豆の栽培に成功し、店の祖先がその豆で菓子を作ったことから名づけられたという。ちなみに五花手という言葉は、アイヌ語で「コカイテ」、波の砕ける場所、という意味だそうである。
5月8日(月)
元気の出るカツカレー 21皿目
蕎麦屋のカレーにハズレはない ― 紀州屋
宮崎市内から車で約1時間半。熊本との県境近く、緯度でいうと宮崎県のちょうど真ん中くらいに、西米良村という村があります。宮崎でいちばん人口の少ない自治体で、96%を森林が占めているそうです。この日は山深い集落での撮影。のどかな風景がたくさん残っていました。
5月11日(木)
【日本全国写真紀行】43 長崎県平戸市田助町田助
平戸市の中心街から北へ3.5キロほど行ったところに、田助という小さな港町がある。田助港が開かれたのはおよそ400年ほど前。平戸藩初代藩主・松浦鎮信がここに港を作り、小値賀島、壱岐、呼子などから約50戸を移住させ、臨済宗妙心寺派の天桂寺を創設して田助の管理を任せたのが始まりである。
5月15日(月)
「全国最中図鑑」52 「よーじや謹製 手作り最中」(京都府京都市)
京のあぶらとり紙で知られる「よーじや」の歴史は、1904年、舞台化粧道具の行商から三条に店を構えた「国枝商店」に始まる。
大正初期、世間で口腔衛生が注目され始めた頃、初代が歯ブラシの商いを始めた。その頃、歯ブラシは「楊枝(ようじ)」と呼ばれていたことから、人々に「楊枝屋さん」と親しまれるようになり、この愛称を店名に改めたという。
5月18日(木)
【日本全国写真紀行】44 大分県宇佐市院内
日本に現存する石橋の数は約二千基といわれている。その九割近くが九州に集中しており、大分県がもっとも多い。なかでも、75基の石橋が現存し、うちアーチ橋の数は64基と日本一を誇るのが、宇佐市院内町だ。
5月22日(月)
「橋に恋して♡ニッポンめぐり旅」 |吉田友和
思えば、橋を巡る旅をしようと思ったきっかけが、レインボーブリッジを歩いて渡ったことだった。コロナ禍が始まって割とすぐの頃、移動自粛により都内から出ることもままならなくなったときのことだ。近所で旅気分を味わいたくて、改めて東京観光を試みた。
5月25日(木)
【新刊試し読み】『ひろゆきツアーズ 世界ぐるっと物見遊山の旅』|ひろゆき(語り手)/高橋弘樹(聞き手)
『ひろゆきツアーズ 世界ぐるっと物見遊山の旅』が2023年5月23日(火)に発売されたことを記念して、“はじめに”と本文の一部を公開します。
5月25日(木)
【新刊試し読み】『寂しさから290円儲ける方法』|ドリアン助川
ドリアン助川さんの連作短編小説『寂しさから290円儲ける方法』が2023年5月23日(木)に発売されたことを記念して本文の一部を公開します。
5月29日(月)
【日本全国写真紀行】45 長崎県佐世保市三川内町三川内皿山
16世紀末、豊臣秀吉が朝鮮に出兵した「文禄・慶長の役」は、日本、朝鮮、明の三つ巴の戦いとなったが、決着がつかぬまま秀吉の死によって終息。この戦争は侵略した側もされた側も甚大な被害を被ったのみで、何の成果ももたらさなかった。だが、戦いに加わった大名、特に九州の大名たちは、朝鮮の進んだ文化技術を取り入れようと、半島から多くの陶工たちを連れ帰った。そして九州各地にはさまざまな窯場が誕生した。
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